東京オートサロン2025が「会場内で写真・動画等の撮影・配信に関する厳しいルール」を公開!盗撮やローアングラー対策はもちろんだが、公式カーメディアにも同じことがいえるか?

(続き)東京オートサロン2025の撮影・配信に関する厳しいルールは、ちょっとした落とし穴になる恐れも?

引き続き、東京オートサロン事務局が公開した【東京オートサロン解錠での写真・動画等の撮影および配信・投稿に関するルール】に関する内容を見ていきましょう。

車イベントなどの動画を検索すると、「車以外の女子の局部」を中心とした動画も多い

先程の通り、YouTubeなどで東京オートサロンやジャパンモビリティショー、その他の展示会・イベントなどの動画を検索してみると、投稿されている動画の多くは車両ではあるものの、なかにはキャンペーンガールなどの女性の局部などを撮影したものも多く散見されるため、これらを許可なく投稿し、営利目的にしていることも大きな問題になっているのかもしれませんね。

こうした車系のイベントにおいては、車を中心に見学に来るお客さんが多いかと思いますが、しかしそれだけでは集客力を持たせることは難しく、更には華を添えることで車両への注目度を高める意味でもキャンペーンガールの存在は欠かせないのだとは思いますが、必ずしも皆さんが同じ目で見ることができない以上は、避けて通れない問題だと思います。


大手企業や公式カーメディアにも同じルールを設けるはずだと思うが

その他にも、全く関係ない人物や、顔出ししていないYouTuberなどが「意図しない形で撮影され、その画像や動画がSNSやYouTubeなどで公開されてしまいトラブルになった」ことも一つの要因としてありそうですが、これだけ厳しいルールを設けるなかで、どれだけルールを守ることができるのか?ルールを破る人間がどれだけ存在し、SNSやYouTubeにアップされてしまうのかも気になるところ。

特にSNSやYouTubeといったプラットフォームを利用してのライブ配信が行われるとなると、リアルタイムでの映像が加工・編集されずにそのまま映像記録として残ってしまいます。

そして、この問題は一般人だけでなく公式カーメディアがライブ配信で一般人を撮影することがある場合も問題にならないのか?といった提起もあるでしょうから、この点は公式のカーメディアなどもどのように考えているのか?トラブルに発展しないための対策は考えているのか気になりますね。

クルマ好きおじさん豊田章男の 東京オートサロン散歩2024 前編|トヨタイムズ

ちなみに、上の動画はトヨタイムズチャンネルが公開している東京オートサロン2024での会場内を練り歩きながらの撮影動画となるわけですが、この動画もよくよく考えてみると、今回主催者がルールとして挙げている「⑥歩きながらの撮影(練り歩きを伴うライブ配信)」、「⑦出展者、出演者、他の来場者、キャンペーンガール、レースアンバサダー、主催者、その他イベント関係者へのインタビューなどの取材行為」といった問題に抵触することに。

あくまでも主催者側がルールを設けてしまう以上、「天下のトヨタだから許されるだろう」は違うと思いますし示しがつかないでしょうから、こうした動画も無くなってしまうかもしれませんね。

1ページ目:東京オートサロン事務局が公開した「撮影・配信に関する厳しいルールの中身」とは?

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