スズキ新型ジムニーノマドが発表から僅か5日で受注停止。日本では「角ばったラダーフレームSUV」がバカ売れするようだが、三菱の新型パジェロが復活したらどうなる?

(続き)スズキ新型ジムニーノマドは実用向けではあるが、他のSUVに比べると趣味性が高い

引き続き、スズキ新型ジムニーノマドの受注停止が報じられてからの、私なりの考察をまとめていきたいと思います。

日本では、なぜか角ばったラダーフレーム構造のSUVが売れる

そして今回のジムニーノマドの受注停止が報じられたうえで、個人的に気になっていたのが「日本はいつからスクエア型でラダーフレーム構造のSUVが人気になったのか?」ということ。

その理由には、ラダーフレーム構造のSUVは実用性というよりも趣味性の高いSUVだと考えていて、それでいて海外に輸出しやすい → 高値で取引しやすい=リセールが良い、という理由から好まれているのかもしれません。

ちなみに、ジムニーノマドの前に「長納期で受注停止」になったモデルといえば、トヨタのフラッグシップSUVでお馴染みとなる新型ランドクルーザー300 (Toyota New Land Cruiser 300)と、レクサスのフラッグシップSUVとなる新型LX600。

前者は2021年8月に発表・発売されるも、すぐに全国のバックオーダー数が3万台を突破したために、当時は「4年程度」の長納期になるとして即受注停止。

あれから4年半が経過しますが、未だバックオーダーは解消しておらず、おまけに受注も再開していないので、この調子でいけば本当に「納期最大4年」を突破してしまうことになりますね。

続いて後者のLX600は2022年1月に発売されるも、こちらも全国のバックオーダー数が6,000台を突破したために、納期にして「3年程度」になることから即受注停止。

こちらも2025年2月の時点で「受注再開はしていない」ものの、既に多くの販売店ではバックオーダーが解消されているそうで、2025年3月よりマイナーチェンジ版が受注再開し、併せてハイブリッドモデルのLX700hも受注を受け付ける予定とのことです。

KINTOでの取り扱いが停止しているランクル70も角ばったラダーフレーム構造を持つSUV

そしてこちらは、正式にトヨタ公式からは「受注停止」のアナウンスはしていないものの、サブスクリプションKINTOでの取り扱いを停止している再再販の新型ランドクルーザー70。

こちらは月産目標台数が400台と少なく、それでいて全国からのバックオーダーが2万台近くとのことから納期で換算すると約50か月、すなわち「4.2年」かかるといわれています。


ジムニーやランクル、レクサスLX…次は三菱パジェロの復活だが?

こうした流れを見ると、日本では受注停止もしくは取扱いを停止する程に人気のあるモデルに共通して、スクエア型でラダーフレーム構造を採用しているSUVであることを考えると、仮に各社から同様のSUVが登場したらどうなるのか?は気になるところ。

たまたま特異なSUVを販売しているメーカーがトヨタ/レクサスとスズキだったというだけで、ここに新たに三菱の新型パジェロ (Mitsubishi New Pajero)が登場したら、同様の現象が起きるのかは見ものだと思います。

参考までに、新型パジェロは2026年~2027年に発売されると報じられていますが、もしかすると本モデルも発売前から受注が殺到して即受注停止になるかもしれませんね。

1ページ目:なぜジムニーノマドは、ここまで売れる車になったのか?

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