日産はこれからが正念場!複数台を所有するオーナーだからこそ、日産は技術力や商品力を上手くPR・宣伝できていない?何をすべきなのかを考える

(続き)日産の今後について考えてみる

引き続き、日産が今後より良くなっていくための方法を考えていきたいと思います。

日産は判断・対応スピードが遅すぎる

続いて、日産に不足しているのはスピード対応。

これはホンダとの経営統合でも露呈した部分ではありますが、もう一つは新車のティーザー情報が解禁されてから、実際に製品発表・発売されるまでに時間がかかり過ぎているということ。

その背景には、保守的で自身の利益しか考えない政治屋気質な上層部しかいないことも致命傷となっているわけですが、やはりユーザーが話題にしているなかで、どれだけ早く製品化に持っていけるかが大きなポイントだと思うんですね。

特にラージサイズミニバンの新型エルグランドに関しては、ようやく復活がアナウンスされながらも2026年度まで導入されないことが確定しましたし、場合によっては2026年度終盤の2027年3月末まで全く情報が展開されないことだって考えられるわけですね。

こうしたスピード力の無さ・遅さは日産の悪いクセだと思いますし、せめてユーザーをがっかりさせないように定期的にティーザーサイトをオープンしたり、途中途中でコンセプトカーやプロトタイプモデルの発表、更には先行展示会を開催するなど、日産に興味を示すためのアクションを起こしていくこともユーザーへのPRの一つだと考えています。


日産は東京オートサロンやジャパンモビリティショーなどの大型イベントをもっと大事にしてほしい

続いては、先程のスピード対応に絡めてになりますが、日産は東京オートサロンや大阪オートメッセ、更にはジャパンモビリティショーといった大型イベントに対して、新車・新型車を積極的に発表する姿勢が感じられないということ。

日本だけでなく世界も注目する数少ないカーイベントでありながら、既存ラインナップモデルを中心に出展したり、全く市販化予定の無いコンセプトカーや参考出展車両など、まるでお粗末な対応が散見され、世間は「日産はやる気が無いのか?」と思われていても不思議ではないと思うんですね。

2025年秋頃には、ジャパンモビリティショーが開催される予定ですし、こうしたイベントでこそプロトタイプモデルでも良いので、次期エルグランドや次世代軽自動車など、今後日本や海外で販売されるであろう新型車を発表することで、日産を強くアピールした方がユーザーだけでなく自動車業界も盛り上がるのではないか?と思っています。

1ページ目:日産はプロパイロット2.0含めて自社製品を上手くアピール・PRできていない?

日産関連記事