日産の新型フェアレディZ (RZ34)で往復400kmの久々長距離ドライブ!燃費は相変わらず優秀だが、ヘッドライトや足回りの点で不満が多数?

(続き)日産の新型フェアレディZでのロングドライブインプレッション

引き続き、日産の新型フェアレディZ (RZ34)にて往復400km走らせてのインプレッションをまとめていきたいと思います。

フェアレディZ (RZ34)のロービームの照射距離について

続いて、フェアレディZ (RZ34)のヘッドライト・ロービームの照射距離について。

夜間の高速道路を走行中に気付いたことなのですが、RZ34のヘッドライト・ロービームの光軸が低めに設定されているのか、明らかに照射距離が手前過ぎるんですね。

特に街灯の無い有料道路や自動車専用道路であればオートハイビームで切り替えれば問題ないのですが、僅かな距離で前方車両が走っている状況だとオートハイビームが起動しないため、手前に調整されたロービームだと前方が見づらいという問題も。

ちなみに、RZ34のヘッドライトはオートレベライザー機能付きなので、本来であれば光軸が調整されて前方が見やすくなるはずなのですが、本当に光軸が調整されているのかも微妙。

先日、納車後24か月法定点検を受けたばかりなのですが、改めて日産ディーラーに相談してみようと思っています。


やたらハンドルが持っていかれることが多い

続いては、足回りとハンドリングのバランスについて。

国産スポーツカーというと、これまでホンダ・シビックタイプR (Honda New Civic Type R, FL5)やレクサスIS500 F SPORT Performanceを所有してきましたが、何れもハンドリング性能は高く、タイヤも路面に張り付いているかの如く安定感も抜群でした。

しかしながら、RZ34の場合のはタイヤが路面に張り付いているという表現は適しておらず、ただ単に路面の上に置かれているだけで、直線でもちょっとした轍を拾った際にハンドルが持っていかれることが多め。

この点は、RZ34の四輪トータルアライメントの角度が最適なのかどうか?が重要だと思うのですが、純正フルノーマルで特に足回りは改造・カスタマイズしていないですし、フロント・リア共に19インチでタイヤ幅がある分、タイヤが摩耗することも考慮すると最適な角度を見つけ出すことは中々難しいとは思いますが、それでもトータルのバランス面で物足りなさを感じるのが正直なところです。

1ページ目:RZ34の燃費は相変わらず優秀!V6ツインターボモデルでも無給油750km以上は走れそう?

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