まさか日産は新型マグナイトを日本市場に導入する可能性もある?左ハンドル仕様も生産・輸出開始し、グローバル販売は65か国へと拡大へ

(続き)日本市場向けの導入に期待したい日産マグナイト

引き続き、日本市場向けの導入が期待される日産マグナイトについて見ていきましょう。

マグナイトは発売から約4年3か月ほどで累計販売台数17万台を突破!

そんなマグナイトですが、インド・チェンナイ工場で生産されており、2020年12月の発売以来、累計販売台数は170,000台を突破。

2024年10月のマイナーチェンジでは、より洗練されたデザインや先進技術、高効率なパワートレインを採用し、安全装備も追加されました。

今後は計65以上の市場向けに輸出を予定していて、インドから世界へ向けた日産の輸出戦略の中核を担うことになります。

日産は中期経営計画「The Arc」において、インドをグローバル生産・輸出の拠点と位置付けており、マグナイトをはじめとする商品ラインアップを通じて、アフリカ・中東・インド地域における事業を拡大していきます。

なお参考までに、日産は2025年3月26日の公式プレスリリースにて、マグナイトをアフリカ市場でも投入すると発表しましたが、前述にある通り左ハンドル仕様のマグナイトの生産を増やすことで、市場のニーズにマッチした商品へとアップデートしていくと予想。

そして、市場拡大に力をいれる次期CEOのイヴァン・エスピノーサ氏であれば、やはり日本市場向けにも力を入れていくのではないかと考えられます。


マグナイトの基本仕様をおさらいしていこう

マグナイトの基本仕様をおさらいしていくと、ボディサイズは全長3,994mm×全幅1,758mm×全高1,572mmとコンパクトで、最低地上高は205mmとかなり高め。

パワートレインは、排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、トランスミッションは市場に応じてマニュアルトランスミッション(MT)とCVTの2種類をラインナップしますが、仮に日本で市販化されるとすればCVTの一択でしょうね。

インテリアも非常にシンプルで、パーキングブレーキも電子式ではなく手引き式ハンドブレーキながらも、もしかすると日本市場向けともなれば電動パーキングブレーキ[EPB]&オートブレーキホールド[ABH]が設定される可能性も考えられそう。

室内空間においては、TFTディスプレイやスマートフォンとシームレスにつながるワイヤレスApple CarPlay/Android Autoを設定し、ワイヤレススマートフォン充電器も搭載。

さらに調整可能な4色のアンビエント照明を採用することで、室内の快適性をさらに向上させているのもポイントです。

この他にも、マイナーチェンジのタイミングでリモートエンジンスタートや降車時オートロック/接近時アンロック機能、冷却機能付きグローブボックスに加え、エアイオナイザーなどを採用するなど、更なる商品力向上にも貢献しているため、グレード構成や価格帯、そして予防安全装備の内容次第では十分日本市場でも戦える一台ではないかと思います。

1ページ目:マグナイトは既にグローバルモデルとして65か国以上で販売!これは日本導入のための布石?

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