フルモデルチェンジ版・レクサス新型GX550の気になるポイント。「RXにも設定されている”アレ”が無い?!」「そもそも販売店で普通に購入できるのか?」等
レクサス新型GX550を待ち望んだ方は多いと思うが、ちょっと残念なポイントも?
2025年4月3日に発表・発売された、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型GX550。
2024年春に初回抽選限定100台のみとなる特別仕様車GX550 OVERTRAIL+が発売されて1年近くが経過しますが、今回のスタンダードモデルでもOVERTRAIL+がカタロググレードとしてラインナップされます。
今回は、そんな新型GX550の気になるポイントに加え、レクサスディーラーでは普通に購入できるのか?もチェックしていきたいと思います。
レクサスディーラーでは、半年ごとに各販売店に枠が振り分けられる模様
まずは、今回の新型GX550の購入方法について見ていきましょう。
既にLX600/LX700hの購入のハードル自体が厳しくなっていますが、更に幅広い層が購入しそうなGX550は購入できるのか?が気になるところだと思います。
私がいつもお世話になっているレクサスディーラーの情報によると、今回のGX550は、version LやOVERTRAIL+に関係なく、半年ごとに各販売店に枠が振り分けられるとのこと。
抽選販売?それとも先着順での販売?
参考までに、私がお世話になっているレクサスディーラーでは、2025年夏までに振り分けられている台数は僅か10台で、こちらはversion LでもOVERTRAIL+でも関係無し。
ただ、この10台の枠に対して、既に見込み客が120組を超えているとのことなので、単純に倍率は12倍になります。
その結果、私がお世話になっているレクサスディーラーでは、先着順での販売ではなく完全抽選になっているので、新規の方でも早期納車が可能になるかもしれません。
※販売店によっては、既存顧客優先のところもありますので、最寄りのレクサスディーラーにて相談していただくことをおススメします
まさかの2列目シートベンチレーションの設定無し
続いて、GX550で気になるポイントを見ていきましょう。
まずは後席シートについて。
LXやRXでは設定されている後席シートベンチレーション(別名:シートクーラー)ですが、まさかのGX550では設定されず、メーカーオプションの設定すらも無いんですね。
あくまでもLX600/LX700hの差別化が目的?だとは思いますが、トヨタ・ランドクルーザー300やランドクルーザー250でも装備されるような機能ですし、1,195万円~の高額な車なのですから、できれば後席シートベンチレーションぐらいは装備してほしかったですね。
レクサスLXやGX含め、このクラスはあまり快適性やおもてなしの精神が感じられない?
続いては、後席用のロールサンシェードですが、こちらはLX600/LX700h同様に手動なのは何ともいただけない所。
先程のシートベンチレーションも同様ですが、後席にはあまり人を乗せない?ことを想定しているからなのか、後席ロールサンシェードぐらいは手動でも問題ないという判断?
LX600を普段使いしている身としては、後席に子どもや客人を乗せることが多いので、そういったときに手動ではなく電動の方がおもてなし感はありますし、レクサスのアイデンティティを感じられるポイントだと思うんですよね。
あとはこの2列目シートですが、こちらもオフロード&ラダーフレーム構造のクロスオーバーなので、快適性を求めること自体がナンセンスなのは理解しているものの、できれば2列目シートのリクライニング角を大きめに設定してほしいところ。
つまりキャプテンシートまではいかなくとも、より仰向けになりやすいような角度調整ができれば、長距離移動でも疲れにくいのでは?と思ったりもします。
車内のイルミネーションは是非とも明るめに
こちらもレクサスのおもてなしとして、インテリアイルミパッケージは減光せずに任意で幅広く設定できるようにしてほしいところですね。
最近のRX/NXでは、PレンジからDレンジに切り替えても減光しなくなったため、ようやくユーザーの意見がフィードバックされるようになってきましたが、GX550でもその意見が反映されているのか注目です。