2025年に登場する新型SUVまとめ。スバル新型フォレスターは発売前から受注停止の恐れ?カローラクロスやRAV4、そしてマツダ新型CX-5も
2025年も日本の自動車メーカーは大きな盛り上がりを見せそうだ
2025年も様々な新車・新型車が発表・発売される予定ですが、その中でも大きな注目を集めているのがSUVモデル。
今回は、2025年春頃を中心にしつつ、日本の自動車メーカーがどのような新世代SUVを発表・発売する計画なのかチェックしていきましょう。
トヨタやレクサスはもちろんのこと、スバルやマツダからも「あの人気SUV」が登場するとのことですから、2025年秋頃に開催予定となっているジャパンモビリティショー2025でも大きな盛り上がりを見せるのではないかと予想されます。
レクサス新型GX550(2025年4月3日に発売)
まずは、2025年4月3日に発売されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型GX550。
レクサスにとって、LX600に続くラダーフレームベースのTNGA-Fプラットフォームを採用するモデル第二弾となるわけですが、パワートレインも排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載。
グレード構成としては、オフロード志向のOVERTRAIL+と、上質なオンロード志向のversion Lの2グレードが展開されます。
本モデルに関しては、全国のレクサスディーラーを対象に、2025年夏頃までに振り分けられる台数分が決まっているそうで、グレードに関係なく10台前後になるとのこと。
LX600に比べると購入ハードルはそこまで高くないものの、販売店によっては既存顧客を優先して販売するところも多いとのことですから、新規顧客での購入は難しい一台かもしれませんね。
スバル新型フォレスター(2025年4月17日に発売)
続いては、2025年4月3日に発表/同月17日に発売が決定しているスバルのフルモデルチェンジ版・新型フォレスター (Subaru New Forester, SL型)。
本モデルでは、排気量1.8L 水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載するSPORTグレードと、排気量2.5L 水平対向4気筒自然吸気エンジン+ストロングハイブリッドを採用するX-BREAK S:HEVとPremium S:HEVの実質3グレードが展開されます。
これらのグレードに、ハンズオフ機能付きとなる新世代アイサイトXが設定可能で、全6グレードに展開されるわけですが、正式発売前からの先行受注が好調だそうで、既に年間生産計画に到達する見込みとのこと(年間生産台数が約6,500台とかなり少ないとの噂も…)。
つまり、発売前から受注停止となる恐れもあるため、本モデルを本格的に購入検討されている方は、早期的にスバルディーラーにて商談していただくことをおススメします。
トヨタ新型カローラクロス(2025年5月23日に発売予定)
続いては、2025年5月23日に発売予定となっているマイナーチェンジ版・トヨタ新型カローラクロス (Toyota New Corolla Cross)。
トヨタのTNGA-Cプラットフォームが採用されたコンパクトSUVで、ガソリンモデルが廃止となり、HEV G/HEV S/HEV Zでは排気量1.8L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+ハイブリッドが採用され、新グレードとなるGR SPORTでは、プリウスと同じ排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+ハイブリッドが採用される予定です。
本モデルでは、トヨタ初となるターンシグナル・ロードプロジェクションがHEV Z/GR SPORTに標準装備されるだけでなく、HEV Zでは驚きのシートベンチレーションが標準装備。
予防安全装備もアップデートされますし、フロントマスクやヘッドライト意匠の刷新などもあって、HEV Zは現行モデル比+18万円アップするものの、装備内容などを考えると「実質値下げレベルでは?」と思える内容なので、発売直後から受注停止となる可能性も考えられるかもしれませんね。