ビッグマイナーチェンジ版・三菱の新型デリカD:5のテストカーをスパイショット!待望のクリアランスソナーが搭載され、「D:5」最後の特別仕様車も登場か

(続き)今回スパイショットされたデリカD:5の開発車両が最期の「D:5」になる?

引き続き、新東名高速道路・長篠設楽原パーキングエリア(PA)にてスパイショットされたビッグマイチェン版・三菱デリカD:5の開発車両について見ていきましょう。

デリカD:5として最後の特別仕様車が登場予定

via:X(旧Twitter)

先程は、ビッグマイチェン版デリカD:5の改良内容について触れていきましたが、もう一つ注目したいのが特別仕様車の存在。

三菱ディーラー曰く、今回の改良をもってデリカD:5としては最後になる可能性があるため、特別仕様車も市販化される予定とのこと。

現時点では、販売台数が限定となるのか、期間限定販売となるのかは不明で、具体的なサブタイトルも不明ながらも、最後のデリカD:5ともなれば「ファイナルエディション (Final Edition)」として登場してもおかしくはないところ。

最後の特別仕様車ともなれば、現段階でメーカーオプションとされる装備は全て標準化され、足もとのホイール意匠もブラック塗装、フロントグリルもブラックアウトするような、厳つさが増すような一台に期待。

パワートレインは、現行モデル同様に直列4気筒ディーゼルターボエンジンの一択になると思われますが、三菱からの「驚きのサプライズ」も楽しみにしたいですね。


「2026年度」以降に登場するであろう次期デリカD:6

続いて、三菱が将来的に市販化を経過している新型デリカD:6に関しては、おそらく2026年度以降に市販化される予定ですが、プラットフォームやパワートレインの大幅刷新、更にはアウトランダーPHEVのように、プラグインハイブリッド(PHEV)が搭載される可能性が高いのであれば、これまでのデリカD:5とは全くの別物になりそうですね。

そもそも三菱本来のオフロードでの走破性を強みとしたAWC(All Wheel Control)思想に基づく電子制御4WDシステムが継続して採用されるのか、はたまた更なるアップデート版として登場するのか…

乗り味はロングドライブを想定してカタめに設定してくるのか、上質な乗り味を提供するためにマイルド志向とするのか、次期型に関しては様々な評価が下されるでしょうが、三菱の主力モデルになることは間違いないでしょうし、日本でも市販化されれば既存ユーザーだけでなく新規ユーザーの獲得も可能かもしれません(デリカミニやトライトンも新規ユーザーの獲得に成功した一台)。

サイズ感や立ち位置から考えると、おそらくはトヨタ・ノア/ヴォクシーやホンダ・ステップワゴン、日産セレナといったミドルサイズミニバンになるでしょうから、この強力な市場にどれだけ対抗できるのか、強みとするポイントは何なのか注目です。

1ページ目:ビッグマイチェン予定のデリカD:5は何が変化するの?

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