ランボルギーニ「ガヤルド」の航続可能距離が0kmで給油警告ランプ点灯。あと何km走行できる?【動画有】

2020-05-27

ランボルギーニに給油警告ランプが点いた!航続可能距離も0kmに

今回はいつも拝見しているユーチューバー・Lamborghini TOKYO(ランボルギーニ東京)さんの動画より、ランボルギーニ「ガヤルド・スパイダー」の給油警告ランプが点灯し、航続可能距離が0kmになったらどうなる?という内容が公開されています。

基本的に一般車両やハイブリッドモデルの車両は、給油警告ランプが点灯しても、残り燃料は最低でも5L程入っているため、その車両の燃費×燃料残量で本来の航続可能距離が算出できるのですが、はたしてランボルギーニ等のスーパーカーともなるとどの程度の燃料が残っているのかを検証しています。


残量は意外にも一般車両/ハイブリッド車両と同等以上

航続可能距離0kmになった時点で、すぐさま近くのガソリンスタンドに到着できたランボルギーニ「ガヤルド・スパイダー」。
満タン給油を行ってみた結果、実際に給油できた量は66Lでした。
タンク容量は80Lのため、約14L(燃料タンクから給油口ギリギリの分も含めると+1~2L程入るが…)程余った計算になります。

燃費を少し低めに設定しても、2~3km/Lの燃費であれば残り28km~42kmの走行が可能ということになりますね。
つまりは、給油警告ランプが点灯しても一般車やハイブリッド車と同じぐらい(もしくはそれ以上?)の燃料が残っているということになります。

なお、給油警告ランプが点灯した際、もしくは給油警告ランプが点灯する前の早めの給油をオススメしますが、これを怠ってガス欠を起こしてしまうと、クルマへのダメージを及ぼす原因にもなるのでご注意を。
これはJAFの専用ページでもご紹介していますが、ガス欠が原因で燃料ポンプやインジェクター、バッテリ、スターターモータ等の寿命が短くなる恐れ(後遺症)があるとのこと。
以下がその詳細内容となっています。

【ガス欠による故障原因詳細】

燃料ポンプは、ガソリンタンクからエンジンに必要なガソリンを供給する役割を担います。エンジンが稼働している間は、常に燃料ポンプのモーターは高速で回転しているため、モーターの潤滑と冷却には、燃料に含まれている油分を利用しています。ところが、ガス欠を繰り返すと燃料ポンプは空転して、モーターの潤滑性が失われてしまうため摩擦熱や摩耗による故障を誘発してしまいます。

シリンダー内に直接燃料を噴射するタイプの直噴エンジンでは、シリンダー頂点の燃焼温度がもっとも高温となりますが、ガス欠を繰り返すと、このインジェクター先端のノズルの潤滑が失われ、ノズルを傷めます。

ガス欠時には燃料のパイプラインからもガソリンがなくなるため、給油してスターターモーターを回しても、ガソリンはすぐに行き渡りません。そのためスターターを多く回すことになり、スターターやバッテリーの負担が増えてしまいます。

特にディーゼルエンジンではパイプラインの中にあるはずの燃料が空となってしまうため、ライン内には空気が入ってしまいます。空気が混入すると燃料を吸い上げなくなるため、ラインの空気抜き作業も必要になります。この空気抜きをしっかりしないと、インジェクションポンプやインジェクションノズルに悪影響が出ることがあります。なお、空気抜きには専門知識が必要となるため、こうした場合はJAFに救援要請をしてください。

ガソリン車のガス欠に対し、EV(電気自動車)が走行用の電力を使い切ってしまうことを電欠といいますが、これも避けた方がいいでしょう。バッテリーが空の状態で長期間放置すると、バッテリーの早期劣化につながるといわれています。基本的にバッテリーの充電回数は少ない方が良いとされ、充電しすぎもバッテリーのために良くありません。

【ランボルギーニの走行可能距離が0km・・・慌ててガソリンスタンドに駆け込んだ結果】

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