幅広過ぎ?それとも道が狭すぎ?ケーニグセグ「ジェスコ/イェスコ(Jesko)」の搬出作業が結構ヒヤヒヤする件【動画有】
ちょっと貴重な「ジェスコ/イェスコ(Jesko)」の搬出作業が公開に
先日まで開催されたスイス・ジュネーブモーターショー2019にて、ケーニグセグが創立25周年を迎えての特別記念モデルであり、「アゲーラ」の後継モデルとして登場した「ジェスコ/イェスコ(Jesko)」。
販売台数は、創立記念の年に合わせてケーニグセグ史上最も多い125台で、その価格は「ラ・フェラーリ」2台分となる約3.4億円と非常に高額ですが、このモデルが発表後すぐに完売しています。
そんな「ジェスコ」において、ジュネーブモーターショー2019閉幕後の搬出作業の動画が公開されているのですが、その車体サイズがあまりにも大きすぎるのか、はたまた搬出通路があまりにも狭すぎるのか、一歩間違えれば両サイドにある段ボール等に接触してしまう程、かなりヒヤヒヤしながらの搬出作業を行っていますね。
「ジェスコ」は先代の「アゲーラ」よりも大幅にサイズアップしている
ちなみに「ジェスコ」の車体サイズは、全長4,610mm×全幅2,030mm×全高1,210mm、ホイールベース2,700mm、そして車体重量は1,320kgとなっているのですが、先代の「アゲーラ」よりも全長+317mm、全幅+34mm、全高+90mm、ホイールベース+38mmと全体的に大幅なサイズアップしながらも、車体重量は-10kgの軽量化に成功しています。
そして、「ジェスコ」の車幅とホイールベースは、ランボルギーニ「アヴェンタドール」と全く同じであるため、幅広っちゃ幅広なのですが、そこまで極端に広過ぎるというわけではなさそうですね(いや、一般車両に比べたら幅広過ぎるんですけどね…)。
こちらは会場から外に出て積載車へと搬出する作業。
車体重量は1,320kgと非常に軽量なのですが、やはりこの作業は数人がかりで行いたいところ。
積載完了。
この角度から見るリヤウィングがエグすぎる…これが噂のブーメラン形状のリヤウィングですね。
ケーニグセグのボディやエアロパーツは、水中生物のシルエットをモチーフにしているので、「ジェスコ」もそのコンセプトに倣いつつハイクオリティなエアロデバイスを採用しています。
この形状からどのように気流をコントロールしているのか非常に気になるところですが、これに関するアニメーション動画も近日中に公開されそうですね。
【Koenigsegg Jesko – Leaving the Geneva Motor Show】