レクサスLFAを見てきた!もはや別次元のモデル、2010年に登場したモデルとは思えない程のデザインと迫力にため息【動画有】

2020-07-16

貴重なレクサスLFAを見てきた

先日、仕事の関係で京都に伺ったため、その帰りに最寄りとなるレクサス西大路さんに訪問してきました。

当初はちょっとコーヒーを飲んで一息つくだけのはずだったのですが、まさか世界限定500台のみ販売され、新車販売価格にして3,750万円、中古車市場では6,000万円以上の価値を持つLFAが展示されているとは知らず…全体をしっかりと舐めまわすように見てきました。

▽▼▽関連記事▽▼▽

このモデルに関しては、観賞用のみで触ることは許されないモデルとなるため、外観のみのレビューとなりますが、やはりレクサスのラインナップモデルの中でも圧倒的に別次元のモデルであり、とても2010年(もう9年前?!)に販売された個体とは思えない程の存在感でした。


早速LFAの外観をレビューしていこう

フロント・デザイン

早速LFAの外観をチェックしていきましょう。

美しいホワイトのボディカラーに身を纏った一台となります。

非常にシンプルなデザインで、現代のレクサスモデルの象徴ともいえるスピンドルグリルは採用されていませんが、大口化されたエアインテークやフロントロアグリルによって、走行時の空気をダイナミックに流し込み、そのままフロントミドシップのエンジンを空冷するという仕組み。

エアインテークはフロントからサイドに流れるような形で設けられていることが確認でき、空気を真正面から受け止めるのではなく、効率よく流し込むように設計しているのだと思われます。

ちなみにLFAを真正面から見たときの印象としては、非常にワイド&ローで大きく見えますが、実際のボディサイズは全長4,505mm×全幅1,895mm×1,220mm、ホイールベース2,605mmとそこまで大柄ではないんですね。

現代のフラッグシップクーペモデルLCは、全長4,770mm×全幅1,920mm×1,345mm、ホイールベース2,870mmと全体的に大きくなっていることがわかります。

そして車体重量についても、LFAが1,480kg~、LCが車体重量1,940kg~となっているため、500kg以上も異なっているため、コンセプトが違うにしてもこの重量差は結構驚きですね。

こちらはフロントヘッドライト。

デイタイムランニングライトは無く、レクサス独特のL字(アローヘッド)も無し。

シンプルな単眼のHIDランプを搭載していて、フロントフォグランプは搭載していません。

エンジンは、上記にもある通りフロントミドシップで、排気量4.8L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載します。

サイド・デザイン

サイドを見てみるとこんな感じ。

非常に美しい滑らかで無駄のない流線形を描く2ドアクーペボディ。

Aピラーからトップルーフ、リヤエンドに掛けてのラインはとにかく滑らかで、横向きのフラットなラインを持たないところがLFAの大きな特徴でもありますね。

少し角度を変えて見ましょう。

サイドミラーの位置が結構手前側に寄せいているのが確認でき、Aピラー沿いにあるフロントの三角窓から離すことで死角を無くしています。

そしてサイドミラーに近づいてみると、しっかりと空力対策がとられたフィンが設けられています。全く抜かりがありません。

この角度から見たときのAピラーとサイドウィンドウには全く凹凸が無いようなフラットな表面に見えますね。この造りは中々実現するのは難しいだろうなぁ…

ドア後ろにもダクトが設けられています。

ドア開閉ボタンはドアサイドパネルではなく、上部の凹みに設けられていますね。

これをサイドに設け、ポップアップ式として採用したのがLCとなります。

ブレーキ熱を空冷するために、リヤフェンダー前部にもダクトが設けられています。

こちらはサイドリップ。

フロントリップ同様にカーボンファイバ素材を使用しています。

こちらはリヤフェンダー周り。

少しわかりにくいですが、リヤトランクにはシングルスポイラーではなく両端のみに設置されたデュアルスポイラーを設定。こうした先進的なデザインは現在のレクサスのラインナップでは全く採用されていません。

足元のホイールですが、BBS製ダブル5スポークタイプで、フロント265/35ZR20、リヤ305/30ZR20の大口径鍛造アルミホイールとなります。

ちなみに、このデザインは後のレクサスIS/CTのF SPORTにも流用されています。

リヤ・デザイン

最後はリヤデザイン

やっぱりLFAのお尻は最高にカッコいいですね。

大胆に設計されたリヤテール下のダクトに加え、リヤマフラはセンター3本だし。

特にこのマフラから奏でられるエキゾーストサウンドは天使の咆哮とも言われおり、ヤマハとの共同開発によって官能的で甲高いV10サウンドを聴くことができます。

「LFA」を公道にて目撃することはまず簡単なことではありませんが、そもそもこのモデル自体を間近で見ることも簡単ではないため、こうしてレクサス西大路店さんにて確認できたことは奇跡だと思っています。

レクサス西大路店さんには、心より感謝です。

【20190331_レクサス「LFA」を見てきた!】

以下はレクサスLFAの試乗動画。

更に希少な世界限定50台のみのLFAニュルブルクリンクパッケージの試乗動画もアップされています。

【【公道試乗】レクサスLFA/LFA TEST DRIVE@YOKOHAMA】

【【特別編】レクサス LFA 中古車試乗インプレッション LEXUS LFA】

【【特別編】レクサス LFA ニュルブルクリンクパッケージ 【前編】試乗インプレッション LEXUS】

【【特別編】レクサス LFA ニュルブルクリンクパッケージ 【後編】試乗インプレッション LEXUS】

☆★☆レクサスLFA関連記事5選はコチラ!☆★☆