(豪)マツダ「デミオ(マツダ2)/CX-9」の2車種にリコール。燃料タンク漏れや電気系統に不具合アリで、火災やエアバッグが展開しない等の恐れ

2020-05-27

~最悪の場合、火災発生の恐れも~

マツダ・オーストラリアにて販売されている「デミオ(Mazda2)/CX-9」にリコール。
まずはエントリーモデルの「デミオ」ですが、2018年7月30日~2019年6月21日に製造された約400台のモデルを対象に燃料タンクに不具合があるとして燃料漏れを引き起こす恐れがあるとのこと。

具体的には、指定された製造寸法を超えてしまい、燃料タンク保持ストラップにひずみを与えてしまい、これが影響して破損する恐れがあることから、燃料タンクから燃料が漏れて火災などの被害を及ぼすかもしれないと説明。
改善措置としては、対策が施された燃料タンクへと交換するリコール作業を実施するとのことです。


~電気配線の不良により意図しないチェックランプ点灯やエアバッグが展開しないなどの問題も~

続いてもマツダ・オーストラリアにて販売されているフラッグシップSUV「CX-9」のリコール。
リコール内容としては、電気配線において不良個所があるとして、制御モジュール間にて通信エラーを引き起こす恐れがあるとのこと。

これにより、メータパネルにて誤った警告ランプが付いたり、勝手に方向指示器(ウィンカー)が点滅、更にはエンジンが再始動しなかったり、助手席側のエアバッグが事故の際に展開しない恐れがあるとして、対策品へと交換するリコール作業を行うとのこと。

対象車種としては、2017年10月16日から2019年2月6日にて製造された全ての「CX-9」で、台数は1,280台とのことです。

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Reference:Caradvice①Caradvice②