北陸新幹線「かがやき」の最上位車両”グランクラス”に乗ってきた。まさに新幹線のファーストクラス、指定席料金の2倍ながらもその価値とおもてなしは最高級だった件

2020-05-27

~ちょっとしたトラブルから最上級のおもてなしを受けた帰り道~

先日、仕事と旅行が重なった関係で東京に訪問する機会があったため、せっかくなので北陸新幹線「かがやき」の最上位車両”グランクラス”に乗ってきました。
実は元々グランクラスを利用するつもりはなく、往復グリーン車用の切符を購入していたのですが、帰りの最終便でちょっとしたトラブルが発生したとのことで、やむなく便を1本早めることになるも、指定席もグリーン車も完全に埋まってしまったため、グランクラスだけが空いた状態に。

「かがやき」のグランクラスは、新幹線のファーストクラスとも呼ばれる豪華な専用車両ということで、元々興味はありましたし「ちょっと乗ってみようかな」ということで最終便のグリーン車から1本手前のグランクラスに変更。
ちなみにグランクラスの料金は、普通指定席の約2倍程度で乗ることができます。
っということで、早速東京からの帰りの便となる「かがやき」のグランクラスに乗ってみましょう


~「かがやき」のグランクラス車両はこうなっている~

ちなみにグランクラス車両は、東京発の下りで先頭車両の1両のみ(12車両目)、そしてシート数は1列3シートなので、それが6列のみの合計18席となりますが、何とこの日グランクラスを利用したのは私たちだけでした。

早速乗車してみるとこんな感じ。
シートはフル本革で一部パンチングスポットが入っています。
そしての隣の人と手が当たらないようなキャプテンシートタイプで、隣が見えないように一部パーティションも仕切られていました。

上質且つ香りの良いレザーですし、座り心地も非常に快適。
行きの際に利用したグリーン車のシートもそれなりにはよかったのですが、グランクラスのシートを知ってしまうととても戻ることはできないです…

そして前のシートとのスペースもしっかりと確保され、前席がシートをリクライニングしてきても、後ろの足元のスペースが一切変化しないようにカプセルのようなフレームにて囲まれているので、全く圧迫感もありません。これはとにかく便利。

そして右側の手元にはシートのリクライニング調整やオットマン、読書灯、コンセント、グランクラス専任のアテンダントをコールするスイッチも準備されています。

~グランクラスでは特別なおもてなしを受けることができる~

そして各シート毎にサービスメニューが準備されていて、ここから軽食やお菓子、飲み物、その他アメニティグッズ等を注文することができるのですが、これらすべてが無料!
グランクラスを利用した方だけが得られる特権ですね。

専任のアテンダントより、軽食とお菓子、飲み物を頂きます。
私は飲み物に黒烏龍茶を注文。

一緒に乗車した嫁さんはワインを一本。
私はこのあと運転と仕事が待っているのでアルコールはお預けです。

軽食の中身はこんな感じ。
何とも豪華なお寿司!
錦糸卵やいくらの醤油漬け、花レンコン、春子と小肌、紅ずわい蟹、エビの酢〆、寄せ数の子、黒豆密煮の豪華な献立となっています。
そのあたりの駅弁を食べるよりも満足感は凄かったです。味も上品で、お酢が疲れた体に染みていきます。

お菓子は、右側がチョコレートのパウンドケーキで、左側がオカキセット。
何れもグランクラスのロゴが入った特注だそうです。

~値段だけではわからない、乗って初めてわかるグランクラスの良さ~

チタン製のカップ置きを眺めつつ、ときたまグランクラスのロゴ付カップを見てはニヤニヤと気持ち悪い笑顔がこぼれてしまいます。
帰りの道中も快適に仕事ができるグランクラス。あっという間の2時間半でした。
値段はちょっと張りますが、誰にも邪魔されずに特別な時間を堪能しながら帰るのも良いのではないかと思います。

また東京に訪問する際には必ず利用したいと思います。

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