何とシングルシーターでレーシングモディファイ済み!僅か832台しか生産されなかった1969年式・4ドアセダンの日産「スカイライン 2000GT-R(ハコスカGT-R)」がオークションにて出品へ!

2020-05-27

~何とレーシング仕様に過激カスタムされている4ドアセダンのハコスカGT-Rが登場するとは…~

2020年3月27日~28に開催されるBHオークションにて、何とも希少な4ドアセダンタイプの1969年式・日産「スカイライン 2000 GT-R(Nissan Skyline 2000 GT-R)」が出品されることがわかりました。

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~エンジンはレーシング技術とノウハウを注入した本気のS20型~

通称「ハコスカGT-R」とも呼ばれている今回のモデルですが、1968年に生産がスタートし、パワートレインにはポルシェに勝つために開発されたGTプロトタイプレーシングカー「R380」にも採用されたGR8型のエンジンノウハウを上手く注入させた排気量2.0L S20型直列6気筒SOHCエンジンを搭載(最高出力160ps/最大トルク173Nmを発揮)。

何とも希少性の高い4ドアセダンタイプの「ハコスカGT-R」ですが、そのボディコンディションは非常に上質で、走行距離は僅か40,000kmとそこまで走り込まれていない模様。
インテリアなどのメンテナンスも定期的に施しているとのことから、サーキット走行も問題なく行えそうですね。

~実は4ドアセダンの「ハコスカGT-R」は832台しか製造されず、その後は2ドアハードトップが主流に~

そして今回出品される個体は、僅か832台しか製造されていない「ハコスカGT-R(PGC10)」と呼ばれる希少車種で、更には当時のツーリングカーレース用にも改造された何ともクレイジーな一台(ちなみに1970年にショートホイールベースの2ドアハードトップが加わって以降、この2ドアハードトップのみがラインナップ)。
足回りにおいても、レーシング用に若干のローダウンが施されているようにも見えますし、アルミホイールやタイヤもレーシング専用のものを装備しています。

~車内は何ともクレイジーなシングルシーターレイアウト~

ちなみにツーリングカーレースに参戦してからは、何と52勝の内49連勝というとんでもない連続タイトルを獲得するなど、圧倒的な強さを見せつけたモデルでもありますが、早速その内装を見てみると、何とフルバケットシートが僅か1席しか搭載されていないシングルシータ-タイプ(助手席や後席は無し)で、オリジナルのスティックシフトやレーシングハーネスを採用。

この他にも、エンジンや足回り、メーター類の追加といったレーシングモディファイが多くが施されており、まさに走りに特化した一台となっていますが、実際のところこのモデルがどれだけの価格帯にて落札されるのかが気になるところですね。

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Reference:CARSCOOPS