【何と1,000馬力以上!】世界一のスピード違反記録を持つスモーキー永田 氏に憧れ、トヨタ「80スープラ」に「センチュリー」のV12エンジンをぶち込んだ魔改造モデルが登場!【動画有】

2020-05-27

~明かに普通ではない「80スープラ」がとまってるぞ!~

海外の自動車系ユーチューバー・1320video氏が、オーストラリアにあるWTF Autoと呼ばれるカーショップに「スモーキー永田 氏のトップシークレット仕様を真似た魔改造モデルが存在する!」とのことで早速取材することに。

目の前にはレッドカラー(プロミネンスレッドっぽい色合い)の明らかに普通ではない「80スープラ」が展示されていますが、これがトップシークレットに憧れた魔改造モデルだそうです。


~もちろん「センチュリー」のV12エンジンを搭載しツインターボ化~

早速フロントボンネットをのぞき込んでみると、何とあのゴールド仕様の「スープラ」同様に、トヨタ「センチュリー」のV型12気筒エンジンを搭載。

WTF Autoは、「80スープラ」に搭載される2JZエンジンを魔改造して最高出力1,000hpを発揮するよりも、V12エンジンをツインターボ化して1,000hp以上に仕上げる方が希少性が高く、更に注目度も高いとして後者を選んだとのこと(もちろん本当の理由はトップシークレットに憧れているから)。

ただ、先述にもあるゴールド仕様「V12スープラ」のように、最高時速358km/hにまで到達しないとのことで、まだまだ完成形には至っていないのが正直なところだそうです。

まだまだ目標には程遠い「V12スープラ」ですが、何とこのエンジンを搭載したモデルが、純正の「80スープラ」よりも2倍以上の高値で取引されているとのことで、意外にもこうした魔改造モデルの需要も高いのだそう。
残念ながら、今回はその過激な走りを拝見することはできないものの、いつかは本物のトップシークレット仕様の「V12スープラ」とドラッグレースバトルで共(競)演してほしいところです。

【We found a V12 Supra in Australia!】

~トップシークレット仕様の「スープラ」は東京オートサロンにて出品されていた~

2018年1月より開催された東京オートサロン2018にて、世界に名を轟かせた”スモーキー永田”こと永田和彦 氏が所有していたトヨタ「センチュリー」のV12エンジン搭載となる「スープラ」がオークションにて出品されました。
出品された個体は、ゴールドのボディカラーに豪華なワイドボディキット(SUPER G-FORCE)を装着し、最高時速がまさかの358km/hにまで到達するというとんでもない個体となります。

そのため、パワートレインは排気量3.0L 直列6気筒エンジンからトヨタ「センチュリー」に搭載される排気量5.0L V型12気筒エンジンにスワップし、更にはシリンダーの各バンク用ターボチャージャーと窒素注入により最高出力940ps、最大トルク1,010Nmを発揮するというとんでもないスペックを持つことに。

今回の豪華すぎるデザインについてスモーキー永田 氏は「スープラの将来の姿を想像(創造)するためにワイドボディキットを装着し、更にそのスタイリングには、標準的な曲線を描く外観を除き、ノーズの張り出しを強調することでスポーティさを演出した」とのこと。

尚、この個体は2007年の東京オートサロンにて特別な賞を受賞した一台でもあるとして、それに加えてイタリアに持ち込み、ナルドテストトラックの最速ラップを披露。その際の最高時速として358.22km/hを記録したことでも有名ですね。

ちなみに、こちらがスモーキー永田氏がV12エンジン搭載の「スープラ」をイタリアに持ち込んだ際の映像となります。

【V OPT 170 ⑦ 変だよスモーキー V12スープラ イタリア上陸!! 前半】

【V OPT 171 ⑨ 変だよスモーキー V12スープラ イタリア上陸!! 後半】

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Reference:CARSCOOPS