えっ、そうなの?トヨタ新型RAV4が2020年8月7日に一部改良へ。遂にパノラミックビューモニター採用で補助ミラー廃除、更にディスプレイオーディオも標準装備へ
新型RAV4は2019年4月に発売されて1年が経過したばかり
いよいよ2020年6月8日に、トヨタのプラグインハイブリッド(PHV)モデルとなる新型RAV4 PHVが発表・発売スタートとなりますが、その一方で既に販売されているガソリンタイプとハイブリッドタイプの新型RAV4が一部改良を施すことで商品力をアップし、2020年8月7日に発売スタートすることが明らかになりました。
自動車情報誌マガジンXさんの情報によると、今回の一部改良により、ディスプレイオーディオ(DA)とインテリジェントクリアランスソナーが全車標準装備になるとのこと。
更には上位Gグレード以上にてパノラミックビューモニターが標準装備されることになり、左サイドミラーに装備される補助ミラー(耳たぶミラー)が排除されることで更にスマート且つ安全性を高めた一台となるそうです(但しAdventureはメーカーオプション扱い)。
既にオフロードSUVとして高い人気と地位を得ている新型RAV4ですが、今回の一部改良によって全体的に商品力を高めていく一方で、「反対に商品力を下げているんじゃないか?」と思わせる部分もあるように感じます。
今回の一部改良で最もネックなのはディスプレイオーディオ
今回の一部改良は、先述の通り商品力アップを図った内容になっているそうですが、いつもお世話になっているトヨタディーラーにて取材させていただいたところ、そもそもディスプレイオーディオの利便性はそこまで高くなく、画質が低い、ナビゲーションシステムが搭載されていない、CD/DVDデッキが装備されていないといった問題があり、これまで通りのナビを導入してほしいといった声も多いそうです。
今後トヨタは、社外製ナビやディーラーオプション以外のアクセサリーオプションが使用できないようなモデルにしていく考えがあるとのことですが(保証も関係していると思う…)、せめて商品力を高めていくのであれば、ナビゲーションシステムやCD/DVDデッキ搭載のディスプレイを標準装備してほしいところです。
新型RAV4以外にも、新型ハリアー(New Harrier)やアルファード(New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)、カローラ・ツーリング(New Corolla Touring)なども同様で、特にファミリーカー向けに適しているアルファード/ヴェルファイアの場合は子供も頻繁的に乗りますし、旅行や長距離移動する際にDVDは必須になるので、こういった機能が装備されていない(わざわざディーラーオプションにて設定しないといけい)というのは改悪ポイントでしかないといった意見も多いそうです(ちなみに新型ハリアーはCD/DVDの選択すらできない)。
RAV4 PHVは確かに高いが、既に多くの受注が入っている模様
なお当ブログでは、既にプラグインハイブリッド仕様の新型RAV4 PHVに関する詳細な情報と見積もり内容をどこよりも早く公開しており、数多くの方から「RAV4 PHV買いました!」といった報告も頂いております。
価格面においては高額な印象を受けるRAV4 PHVですが、既に納期は9月以降にまで伸びているとのことで、新型ハリアーに全て持っていかれているのかと思いきや、オフロードPHVというジャンルをしっかりと確立していますし高い人気を得ている一台であることがわかりますね。
気になるRAV4 PHVの値引きについてですが、新型ハリアーほどの大幅値引きは無いものの、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーでは、最大10万円ほどの値引き・割引きサービスを行っているとのことです。