希少なホンダNSXタイプRが中古車市場にて販売中!その価格は3,000万円超え、コンディション抜群&走行距離5万km未満の極上品だ

NSXタイプRが従来に軽量化に焦点を当てたライトウェイト仕様

NSXタイプRは、従来NSXに比べて軽量化に焦点を当てていて、消音材やアンダーコーティング、パワーステアリング、ステレオシステム、スペアホイール、エアコン、一部の電装機器等は可能な限り排除され、更にはリヤウィンドウのガラスを薄くしたり、バッテリーの小型化、レカロ製カーボンケブラーバケットシートの装着により、車体重量は約120kgも軽量化されています。

なお、先日発表された新型シビック・タイプR”Limited Edition”においても、従来シビック・タイプRに比べてエアコンやダッシュボード遮音材を徹底的に排除することで、欧州市場向けは47kgの軽量化に成功しているものの、それでもNSXタイプRの120kgという数字がどれだけ異常なものなのかが良くわかるかと思います。

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NSXタイプRの足回りはかなりハードに仕上げられている

この他の改良ポイントとしては、車両のバッテリートレイ下とラジエーター前に、アルミ製ボディブレースが装着され、より剛性の高いブッシングやスウェイバー、ダンパー、コイルスプリング、サスペンションへと変更されることで、足回りも大幅にカタくなっているとのこと。

実際、ラ・フェラーリ(La Ferrari)/ラ・フェラーリ・アペルタ(La Ferrari Aperta)等を所有する知人のオーナーさんで、唯一国産スポーツを長期間愛用し続けているのもNSXタイプRなのですが、その乗り心地は非常にカタいものの、ハンドリング性能はスーパースポーツモデルに負けず劣らずでしなやかな走りもするとも説明。

但し、素はモータースポーツに由来する部分も多いことから、シートの座り心地は”石”に近いとのことで、とてもじゃないが普段の移動用や街乗りとして使用するのはかなり難しいとも説明していました。

それだけのこのモデルの完成度の高さと情熱の注ぎ方は、他の国産スポーツの比ではなく、とんでもない技術とロマンが詰まった一台なのだと考えています。

なお外観の変更については、従来に比べてEnkei製鍛造ホイールやエアインテーク、Type Rバッジが追加される等、より見た目もアグレッシブに進化していますね。

NSXタイプRの気になる中古車販売価格は?

パワートレインについては、排気量3.0L C30A型V型6気筒VTECエンジンを搭載し、最高出力280ps/最大トルク294Nmを発揮、トランスミッションは5速MTを搭載します。

気になるNSXタイプRの価格帯ですが、何と約3,050万円からと非常にに高額ではありますが、既に購入希望者が複数いらっしゃるとのことから、すぐに完売するのも時間の問題ではないかと思います。

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Reference:Speedart Motorsports