フルモデルチェンジ版・シボレー新型コルベットC8の品質はイマイチ…走行中にフロントボンネットが開いて事故寸前→すぐにリコール対応へ【動画有】

走行中にフロントフードが開いてしまい、最悪の場合は追突事故となる恐れも

新型コルベットC8の気になる不具合内容ですが、どうやらフロントボンネットが走行中に開いてしまい、ドライバーや助手席の乗員の視界の妨げになり、交通事故を引き起こす恐れがあるとしてリコールを届け出る可能性があるとのこと。

この不具合が発生したのが2020年4月11日で、その後同年4月30日にも同様の問題が発生しているとのことで、以下の通り動画でもそれが証拠として残ることに。

【Hood flies up 2020 Corvette】


シボレーは以前、フロントフードに関する隠れ安全機能を明らかにしたばかり

これについての原因は今のところ明らかになっていませんが、新型コルベットC8のフロントフードといえば、先日新たな機能として完全に閉まっていないオープン状態(ラッチが解除)だと、最高時速が自動的に132km/h(82mph)まで制限されるという隠れ機能が発覚したと報道されたばかり。

元々シボレーは、フロントフードのラッチが解除された状態で、120.7km/h(75mph)を過ぎるスピードでの走行は止めるよう注意を呼び掛けたり、取扱説明書にも記載しているそうなのですが(運転前に必ずボンネットを閉めることもしっかりと記載)、それでもメンテナンスや荷物を載せる際にフロントトランクを閉めきるのを忘れてしまうことがあるようです。

その状態で走行すればトランクが勢いよくオープンし、視界の妨げになることはもちろんのこと、外れたりフロントウィンドウを破壊する等の大事故にもつながります。

そういった問題が発生しないよう、そしてフロントフードの閉め忘れで高速道路を走行してしまった際、ある一定の速度に到達したときに「Hood Opne 82 MPH Top Speed」という警告メッセージがインフォテイメントシステムに表示されるようです。

これは何とも有難いと言いますか…ちょっと他のモデルでは聞いたことのないユニークな技術だと思いますが、こういったドライバを安全に守るための隠れた技術が搭載されていることはとても有難いことと感じる一方で、今回の報告事例のように低速域から中速域にてフロントボンネットが開いてしまうでは、そもそもの上記の機能の意味をなさないのもまた事実なわけで…この点はしっかりとシボレーも調査すべきポイントではないかと思います。

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Reference:motor1.com