インド陸軍がスズキ新型ジプシー(日本名:ジムニー)を718台追加注文した模様。尚これまでインド陸軍が注文したジプシーの台数は3,051台

なぜインド陸軍はそこまでしてジプシーに乗りたいのか?

インド陸軍は、過去これまで3,051台もの新型ジプシーを購入してきましたが、その主な理由がコンパクトなモデルでありながらも軽量で、シンプル且つタフ、メンテナンス性にも優れていて乗っていて飽きないというのが大きなポイントだそうで、しかしその多くにエアコンが装備されていないのも結構な弱点だそう。

それでも愛用し続けるのは、マルチ・スズキの生産品質の高さやラダーフレーム構造というクロカンモデルならではの足回りを採用していることも大きく影響しているそうです。

ちなみにインド陸軍に納車されているジプシーは、BS-4と呼ばれる環境規制に準拠した一台で、実績のある信頼性の高い排気量1.3L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力80ps/最大トルク103Nmを発揮、トランスミッションはハイレンジ及びローレンジのトランスファーケースを備える5速MTのみが標準装備されます。

インテリアについては、手動式のロールダウンウィンドウとアナログインストルメントクラスターを備えるため、快適性はそこまで高くない模様。


ジムニーの走破性の高さは、インドだけでなく欧州市場でも高く評価されている

先程はインド陸軍が愛用するスズキ新型ジプシーをご紹介しましたが、実はイタリア軍事警察・カラビニエリも警察車両用として新型ジムニー・シエラ(New Jimny Sierra)を10台採用しているのをご存じでしょうか?

今回採用されたジムニー・シエラの警察車両は、フォカッチャグループによって警察艦隊車両の仕様に準拠された特別なボディカラーに塗装されているとのことで、ホワイトのトップルーフとArma Blueと呼ばれる伝統的なデュアルトーンカラー(レッドのアクセントもかなり良い感じ)を採用しています。

更にトップルーフには、青色に点滅するLEDパトライトが取り付けられ、クルーズライト機能も組み込まれているとのこと。

白色光のサーチライトも備えられているとのことで、外部からでも内部からでも制御することが可能なように設定されているそうです。

なお、足元には15インチアルミホイール、フロントヘッドライトはLEDであることから上位グレードのXCだと思われます。

その他には、フロントフードエリアにはブルーのバックライトが追加され、2つのNano LEDダウンライトも設けられているとのことで、点滅等とクルーズライトとしての機能も果たすそうです。

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Reference:IndianAutosBlog