日産の新型ピックアップトラック・フロンティアにメルセデスベンツXクラスのパーツが流用されると報道。私もそうなると思う理由とは?

実はメルセデスベンツXクラスと日産フロンティアは兄弟車でもある

海外自動車サイトAutoblog.com.arによると、新型フロンティアにはXクラスのシャシーが引き継がれるとのことで、更にシャシー強度とドライビングダイナミクスを改善するために行った構造強化も含まれ、より一層オフロードでの走破性はもちろんのこと、乗り心地や品質も向上することが期待されています。

っというか、そもそもメルセデスベンツXクラスと日産フロンティアはどういった関係があるのか?と言われると、Xクラスはルノー日産アライアンスとの共同開発により、NP300ナバラとフレーム及び主要コンポーネンツを共有していて、更にここからメルセデスが独自にてキャブ幅を50mm拡大する等の設計変更を施した兄弟車種でもあるんですね。


新型フロンティアは今のところV6エンジン一択?

まだ確定した情報ではないにしても、Xクラスに使用されていたパーツが新型フロンティアに流用されるということであれば、厳密にはNP300ナバラのパーツが流用されることにもつながるわけですが、そうであれば開発コストと時間の削減や利益の増加を見込む意味では、今の日産であれば十分に考えられる内容だと思います。

気になるパワートレインについては、今のところ排気量3.8L V型6気筒エンジン(最高出力310hp)の一択で、トランスミッションは9速ATのみになるとの情報がありますが、ここに安全装備の充実化も図られることを考えたら価格帯の大幅な上昇は避けられないですし、競合モデルとなるトヨタ・タコマ(Toyota Tacoma)やフォード・レンジャー(Ford Ranger)、シボレー・コロラド(Chevrolet Colorado)に差を付けられる恐れはあるものの、今回は思い切ってデザインも大幅に変更されるとの情報もあるため、どこまでダイナミックに変化するのかも期待したいところ。

既に新型車を続々と発表している日産に期待したい

新型キックス(New Kicks)やアリア(Ariya)、マグナイト(Magnite)、ローグ(Rogue)/エクストレイル(X-Trail)、ノート(Note)と次々新型車が登場する予定なので、フロンティアもこの流れに乗ってほしいところです。

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Reference:motor1.com