首都高速道路・湾岸線にて「(スピードを)出しすぎちゃった」とポルシェオーナー。車両は700馬力超えの911GT2RSで、ちょっと裏がある可能性も?【動画有】

2022-06-29

ちょっと似たような仕様の911GT2RSが中古車市場でも販売中だが?

そして今回、首都高速道路・湾岸線にて事故した車を色々と調べてみると、インターネット中古車サイト・カーセンサーにもちょっと似たような条件(ヴァイザッハ・パッケージ付き)の個体が出品されているのが確認できました。

さすがに事故した車両と同一ではないと信じたいのですが、今回事故した911GT2RSはちょっとした裏がありそうな予感も…(っというかここまでほぼ同じ仕様の個体が日本に2台以上あるのも…)

911GT2RSのパワートレインは、排気量3.8L 水平対向6気筒ツインターボエンジンをリヤに搭載し、最高出力700psを発揮、0-100km/hの加速時間は2.8秒、そして最高時速は340km/hにまで到達します。

今回事故した車両は、もしかすると150km/h~200km/hに到達していたのではないか?ともいわれていますが、それだけのスピードを出していてbBに比べて原型をしっかりと残しているあたり、こうした頑丈なボディを持つところがポルシェの大きく優れるポイントだとは思うものの、それ以上にドライバの技量に大きく左右される車でもあることも確か。


運転技術や性格はお金で買うことはできない

本来であれば最高出力700psを発揮するスーパースポーツモデルは、サーキットでも中々その力を発揮しきることは難しいですし、おまけに後輪駆動(RR)なので足回りにかかるパワーも強烈。

ポルシェのドライバーが「出しすぎちゃった」とコメントする辺り、ポルシェや自分の技術を過信していた恐れがあり、しかしその技術に見合った運転ができなかったことが今回の事故に繋がったのではないかと考えています。

いずれにしても、ドライバーの性格や運転技術はお金で買うことはできないものであり、こうしたお金を出せば購入できるモデルは、自分自身がしっかりと安全マージンを持って走らない限り、いつ事故してもおかしくないモデルだと考えています(常に危険と隣り合わせ)。

そのため、日本に留まらず海外においても911GT2RSの事故は非常に多く発生していることから、それだけこのモデルの操作性の困難さは、どんなに技術が優れたドライバーであれ簡単に飲み込まれてしまうことを意味しています。

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少し話は逸れてしまいましたが、今回カーセンサーにて出品されている911GT2を見ていくと、ボディカラーだけでなく内装もほぼ同じであると考えられますが、このあたりのちょっと裏がありそうなポイントも、いずれ警察の調査にて少しずつ明るみになってくるのではないかと考えています(このオレンジの個体の存在を知っているだけに…考えすぎでなければ良いのですが)。

まずは、事故に巻き込まれて意識不明の重体となっている2人と、911GT2RSに同乗していた方々が無事であることを祈るばかりです。

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