フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアーで注意しておきたいポイント4つ。これから購入予定の方や、納車予定の方もチェックしておこう【動画有】

トヨタ新型ハリアーの注意しておきたい4つをチェックしていこう

①:新型ハリアーのZグレード以上はとにかく納期が長い!

これは既に皆さんご存じだと思いますが、トヨタ新型ハリアーはコスパも高くてカッコ良く、それでいて”ハリアー”というブランドを背負ったモデルということもあり、その分納期もとにかく長いです。

上位グレードとなるZグレード以上を選択する場合は2020年内納車は厳しいですし、オプションカラーとなるプレシャスブラックパール(+55,000円税込)や調光パノラマルーフ(+198,000円税込)、本革シート仕様となる”Leather Package”、そしてZグレード以上にて標準装備される19インチアルミホイールが納期遅れの四大要素となっていますが、これらが全て揃うと2021年3月以降の納期と言われています(トヨタディーラー情報より)。

おまけにバックオーダー数は50,000台に到達する勢いですし、2020年7月の新車販売台数ランキングでは新型ヤリス(New Yaris)/ライズ(Raize)/カローラ(Corolla)に続く4位で9,000台以上を販売。

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ミドルサイズSUVとしてはとんでもない記録ともいえ、いかに新型ハリアーの人気が異常なものがよくわかるかと思います。

しかも今現在は、一部のディーラーでもざっくりとした納期回答から「納期不明」になるなどのトラブルが発生しているそうで、これについてはさすがにトヨタは予想していなかったことでしょうし、もしかしたら今後こうした納期トラブルが発生することも考えられそうです。

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②:新型ハリアーにはパドルシフトが付いていない

これも過去のブログにてお伝え済みですが、新型ハリアーにパドルシフトが装備されていないということ。

これは発売前のスタッフマニュアル資料を見ていた時点から知っていたことなのですが、改めてパドルシフトの簡易的なシフトダウンとエンブレの便利さを知った次第で、特にガソリンタイプの新型ハリアーのエンブレはかなり強めに作動しているので、個人的には全車標準装備にしてほしかったところです。

比較対象はちょっとおかしいかもしれませんが、以前所有していたレクサスNX300h F SPORTではパドルシフトが装備されていましたし、フットブレーキを多用せずにナチュラル且つ効率よく減速していたので、今回の新型ハリアーではセンターシフトの”M”レンジに切り替えて減速したり、フットブレーキを多用するなどで煩わしさが増えてしまったのが気がかり。

③:フロントボンネットがダンパーではなくつっかえ棒にダウングレード

これも前回のブログにてお伝えした通りなのですが、今回の新型ハリアーではフロントボンネットがダンパー式ではなく、つっかえ棒にダウングレードしています(60系はダンパー式だった)。

自分で洗車をする人だとわかると思いますが、最後の拭き上げ作業のときにフロントボンネットを開ける時って、ダンパー式だとすんごい楽なんですよね。

これがつっかえ棒になるとちょっと面倒ですし、なによりもある程度走行したあとのつっかえ棒がとにかく熱い!(絶対に触らないといけないので精神的にキツイのもある…)

以前所有していたCT200h F SPORT、そして現在別に所有しているホンダ新型フィット4ですとこういったことは無かったのですが、なぜか新型ハリアーだと異常に熱いので、改めてダンパー式の有難さを知った次第です。

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④:やっぱりリヤウィンカーは気にしなければならない

以前より何かと話題となっているリヤウィンカーですが、やはり所有している身からすると結構このリヤウィンカーはクセモノ。

完全に慣れの問題だと思うんですけど、新型ハリアーの存在を初めて知る人からすると、リヤウィンカーがまさかリフレクター上部が点滅するとは予想もしていないでしょうし、車線変更する際はちょっと早めのウィンカー点滅を心掛ける必要があります(以前トラックの運転手の方にちょっとしたご迷惑をおかけしてしまった)。

夜間だと分かりやすいのですが、日中や炎天下だとちょっと見落としてしまう可能性はありますね。

なおリヤウィンカーがリヤテールランプのハウジング内にまとめられなかった理由としては、ブレーキランプの輝度があまりにも明るいため、これによってリヤウィンカーがブレーキランプで見えにくくなってしまうからと言われていますが、この点はユーザーの意見などを受け入れつつマイナーチェンジで変更される可能性もあるかもしれませんね。

ただ、リヤウィンカーとは異なってフロントやサイドミラーに設けられたウィンカーの輝度はかなり眩しいため、夜になると後からでもその明るさがわかるほど。

私の新型ハリアーに関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。

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