フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアーの良い点を見ていこう。狭い駐車場でのハンドルの取り回し、ドア開閉角の小ささなど
クーペSUVと言いながらもそう思わせないスリムボディと高い車高は高評価
新型ハリアーのボディスタイルはクーペSUVとなりますが、全長4,740mmもあるので「かなりロングだし、対面駐車とか狭い駐車場とか結構厳しいんじゃね?」と思ったりするものの、いざ実践してみるとそんなこともなく、これも以前乗っていたレクサスNX300h F SPORTよりもスムーズに駐車できますし、なによりも先述にもある通り「ハンドルの取り回しと小回りの利く足回り」のお陰で、個人的な印象としては全く駐車は苦ではないです。
あとはクーペSUVとは言いながらも、最低地上高が195mmもあるため(思ったよりも車高が高い)、立体駐車場や地下駐車場に止める際、傾斜角のキツイ坂を下った後のアプローチアングルも余裕がありますし、有料パーキングに進入する際の大きな段差も腹下やスポイラーを気にせずに乗り上げることができるのも、このモデルの大きな魅力だったり。
大人だけでなく、子どもも乗り降りしやすいサイドシル位置
これは前回のブログでもお伝えしましたが、車高が高いからと言って運転席や助手席、後席の乗り降りが難しいかと言われると全然そんなことありませんし、サイドシル位置が低めということもあってなのか、子どももスムーズに助手席や後席にアクセスしています。
NXの場合だと、サイドシルに足を乗せてからカーペットに足を踏み入れる2ステップだったものが、新型ハリアーだとそのままカーペットに足を乗せて1ステップで乗っているので、この点は高く評価できるポイントだと思います(子どもが楽そうに乗降りしているのを見るとちょっと嬉しくなる)。
あとはドアの開閉角について、これは特に狭い駐車場に停めた際、子供を乗せるときに結構重宝しているんですが、隣の車両間隔が狭くともドアハンドルを引いてから1段階目のドア開閉角が小さめになっているものの、それでも子どもがスルッと後席に進入できるぐらいのスペースが十分に確保されているんですね。
こういったところは、ちょっとした遠出で使い慣れない有料パーキングを利用した際に重宝できる部分でもありますし、いちいち駐車スペースから車両を動かして、一度運転席から降りて後席ドアを開けて子供などを乗せるといった無駄な動作が無くなるのは有難いところだと思います。
私の新型ハリアーに関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。