あの「ラ・フェラーリ」のエンジンが遂に4,500万円超えに。ところで、どうしてエンジンだけが出品に?

2020-05-26

以前、世界限定499台+1台のみ製造されたフェラーリの限定モデルでありながら、初のハイブリッドパワートレインを搭載した「ラ・フェラーリ」のエンジンが、オンラインオークションサイトeBayにて販売中、との記事を紹介。
この「ラ・フェラーリ」のエンジンは、フロントマウントモデルの「F12ベルリネッタ」と同様の排気量6.3L 65度V型12気筒自然吸気エンジンをベースとしており、内燃機関だけの最高出力は800ps/9,000rpm、最大トルク700Nm/6,750rpmまでチューンアップ。

但し、「ラ・フェラーリ」の大きな特徴ともいえる、F1にて培われたハイブリッド技術・HY-KERSの説明は含まれていないことから、内燃機関のみでの販売となっていて、2017年12月30日現在での入札価格は約3,400万円だったものの、2018年1月6日現在では何と4,600万円にまで高騰。


落札期限までは残り19日(1月26日)もあるため、もしかすると5,000万円を超える価値になるかもしれません。
ちなみに、このエンジン単体だけが出品された理由については明らかとなっていないものの、一説によれば、不慮の事故により破損した「ラ・フェラーリ」から取り出したエンジンの可能性が高いと言われています。
エンジンについては、特に損傷は見られていないことから、保険会社からの償却依頼によりオークションに出品されたのではないかと噂されていますが、こうしたエンジンを購入するユーザーは、どういった車両にスワップするのか非常に気になるところですね。

【関連記事】
今年最後のビッグ・ニュース。「ラ・フェラーリ」のエンジンが販売中、価格は何と・・・
無限ホンダのF1専用V10エンジンが約130万円にて販売中。700馬力を発揮するモンスターエンジンだ
ホンダが「シビック・タイプR」専用エンジンのみを販売。価格は安めの78万円だが・・・
今度はダッジがヘルキャット仕様のV8エンジンのみを約230万円にて販売。おまけに3年間の保証付だ
ブガッティが「シロン」専用の1/4スケールとなるW16気筒クワッドターボエンジンを販売。価格は約120万円也

Reference:CARSCOOPS