マツダ「魁(カイ)・コンセプト」がジュネーブにて登場。欧州モデルに負けぬ存在感

2020-05-26

先日より開催中のスイス・ジュネーブモーターショー2018にて、マツダの新たなるハッチバックモデル「魁(カイ)・コンセプト」が出展されています。
この個体は、次世代「マツダ3/アクセラ」を示唆するコンセプトモデルとなりますが、ダイナミックな魂動デザインを特徴としたスタイリッシュな5ドアハッチバックモデルで、今年後半にデビュー予定。
コンセプトデザインの約70%が市販車両に取り込まれる可能性が高いとのことですが、個人的にはこのまま市販化すれば売れることは間違いなさそう…。


「魁・コンセプト」は、フォルクスワーゲン「ゴルフ」を競合とするDセグメントハッチバックとなりますが、まずはスペック面以外のところでの近年の高級志向にあるマツダ・デザインは世界に通じるプレミアムハッチバックになりそうです。

インテリアにおいては、完全なるデジタル・インストルメント・クラスター(オプション)、大型ヘッドアップディスプレイも装備され、マツダの先進的な技術とデザインを積極的に取入れていきます。

そして、マツダがこれから大きく力を入れていくであろう技術がSKYACTIV-X技術。
この新世代ガソリンエンジン技術は、排気量2.0LのSKYACTIV-Gと比較して、最大30%の燃焼効率をもたらし、環境に優しいだけでなく、出力やトルク、加速、スロットルレスポンスの改善にも繋がる優秀なエンジンで、ゆくゆくはハイブリッド技術にも応用されるのだとか。

次期「アクセラ/マツダ3」には、SKYACTIV-Xエンジンを初めて搭載する最初のモデルとなり、ブランドの重要性を更に高めることとなります。

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Reference:autoevolution