TVRの大排気量エンジン搭載モデル「グリフィス」がサーキットを走る。そのゴリゴリ感満載のエンジンサウンドを動画にてチェックしてみよう【動画有】

2020-05-27

久々に登場したTVR「グリフィス」

イギリスの自動車メーカ・TVRが2017年9月に発表した、創立70周年記念となるスペシャルモデル「グリフィス」。
発表して既に1年以上が経過しているこのモデルは、クラシックな2シータ+フロントエンジン搭載のスーパースポーツカーで、1963年に発売した初代「グリフィス200」をベースに開発されたモデルとなります。


「グリフィス」のエンジンサウンドは想像以上に重い

「グリフィス」の価格帯は約1,250万円と意外にもリーズナブルな設定値となっていて、2019年第一四半期には続々と納車される予定となっています。
そんなクラシカルなスポーツモデル「グリフィス」にて、サーキットを爆走しゴリゴリ感満載のエンジンサウンドを奏でる動画が公開されています。

今回公開されている動画は、僅か1分と非常に短いながらに、「グリフィス」のV8エンジンサウンドを股間の底から堪能できるような動画になっています(とりあえずヘッドフォン大音量推奨)。

エンジン音は重くても車体重量は超軽い

「グリフィス」のパワートレインは、排気量5.0L フォード・コスワース製V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力506psを発揮しますが、車体重量は1,250kg以下(車両本体価格も1,250万円と意外にも共通部分が)になるため、1トンあたりに出力する値は404psとかなりの高出力といえます。

パフォーマンスとしては、ゴードン・マレー・デザイン社のiStreamプロセスとカーボンファイバ複合材料を採用することで車体重量配分は何とも完璧な50:50というバランスを持ち、例外的なねじり剛性が与えられているため、コーナリング特性はずば抜けた性能を発揮するとのこと(残念ながら今回の動画ではコーナリングポイントは収録されていない)。

0-100km/hの加速時間は4秒未満で、最高時速は321km/hにまで到達。
車体サイズとしては、全長4,314mm×全幅1,850mm×全高1,239mmと意外と小柄で、ポルシェ「911」やジャガー「Fタイプ」よりもコンパクトになります。

【Avon Tyres clad TVR Griffith unleashed at Castle Combe Circuit】

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Reference:CARSCOOPS