ドイツの納屋にて発見されたランボルギーニ「ミウラ」。ワンオーナーでコンディションはあまり良くないものの予想落札価格は驚異の1億円超え

2020-05-27

~時として納屋からとんでもないお宝が登場することも~

10月下旬にて開催されるRMサザビーズオークションにて、ドイツの納屋にて突如として発見されたランボルギーニ「ミウラP400 S(Lamborghini Miura P400 S)」が出品されることがわかりました。

今回発見された「ミウラP400 S」ですが、1971年にドイツ・ニュルンベルクにて広告販売店の社長であるWalter Becker氏が購入したもので、シャシーナンバーが4245、何とワンオーナーというかなり珍しい1台となります。
オーナーは2015年に病気で亡くなってしまったとのことですが、それまではエンジンも良好だったそうです。


~エンジンは始動せずともその価値は新車以上~

ただ、亡くなった以降は全く動かされていなかったため、全くメンテナンスは施されずエンジンはブロー状態。
Walter Becker氏の死後は、友人宅の納屋へと運ばれたそうで、そこで長期間保管されていたので大きな錆びは見られませんが、やはり経年劣化で一部ボロボロになっているようですね。

ボディカラーは非常に美しいイエロー系のジアッロ・フレイ(Giallo Flay)にて塗装され、内装はオリジナルのスカイブルー(Skay Blue)仕上げ、その他フロントターンシグナルやシュロスシートベルトを除き、殆どが標準装備となります。
走行距離は29,020mとそこそこに走り込まれていますが、先述にもある通りエンジンは始動しません。

パワートレインは、排気量3.9L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力370hpを発揮。
コンディションはあまりそこまで良くなく、自走も不可能なので値段は付きにくい?と思いがちですが、そこはやはり超希少なランボルギーニ「ミウラ」。
何と予想落札価格は約1.27億円とのことで、間違いなく人気の高い一台になると期待されています。

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Reference:CARSCOOPS