フルモデルチェンジ版・ホンダ新型「フィット4(FIT4)」の新情報続々!装備内容や気になるメーカオプション等も簡単に見ていこう

2020-05-27

~いよいよ新型「フィット」の詳細情報が明らかに!~

2020年2月より発売スタートのフルモデルチェンジ版・ホンダ新型「フィット4(Honda FIT4)」ですが、名古屋モーターショー2019での2回目のジャパンプレミアをきっかけに、各ホンダディーラでは新型「フィット4」の画像を交えての最新資料が更新されています。

私も先日、朝一でディーラに訪問し詳細な資料を拝見させて頂きましたが、ボリュームがあまりにも多く、取材するのに2時間半ほどかかってしまいました。
ただ、ここでどうしても注意してほしいのは、今回かなりボリューミーな資料とはなっているものの、実は最も気になる車体サイズ(全長×全幅×全高)といった”数字を表現する”主要緒元等は一切は公開されておらず、「後日公開」という形で隠されています。

個人的にはボディサイズや燃費、そして最も気になるであろう価格も知りたかったのですが、そういった細かいところは12月末以降に明らかになるそうです。

なので、今回の最新資料解禁というのは、これまでディーラが公開してきた資料をより細かく(グレード別のボディカラーや主要装備は細かくなっていた)、それでいて新型「フィット4」の画像を掲載しての内容となります。
今後当ブログでは、可能な限り簡潔にまとめて公開していくつもりですが、今回のブログでは、最も気になったポイントだけ公開していきたいと思います。

▽▼▽新型「フィット4」の細かい装備内容はコチラ!▽▼▽


~新型「フィット4」のウィンカーはここが”点滅”する~

まずはヘッドライトの点灯やウィンカーの点滅ポイントについてですが、これは前回ご紹介した通りで、U字型のシームレスな部分がLEDデイタイムランニングライトになり、真ん中にあるのがプロジェクタ式のLEDヘッドライトとなります。

※ここで注意していただきたいのは、排気量1.3LのガソリンタイプにてラインナップされるBASICに関してはハロゲンヘッドランプが標準装備となりますのでご注意を!

そして気になるウィンカーについてですが、上の赤丸の通り、フロントヘッドライト上部が点滅するとのことで、ちょっと期待されていた流れるタイプのシーケンシャルウィンカー等は採用されないことが決定しています。

グレード構成はガソリンもハイブリッドも共通

そしてこのタイミングでの説明で大変申し訳ないのですが、今回ラインナップされるグレードは、「BASIC(ベーシック)/HOME(ホーム)/NESS(ネス)/CROSSTAR(クロスター)/LUXE(リュクス)」の全5グレードで、排気量1.3Lのガソリンタイプと、排気量1.5L+デュアルモータのハイブリッドタイプにてラインナップされ、更に駆動方式も前輪駆動(FF)/四輪駆動(AWD)がラインナップされています(これは確定とのこと)。

~ドアハンドル部分にも改良が~

そしてドア開閉する際、ドアロック部分については、ドアハンドルの表面にある埋め込み式のボタンをプッシュするタイプではなく、トヨタ「プリウス」等のように指でハンドルに触れるだけでドアロック/ロック解除するセンサー式のスマートなタイプに変更されます。
この辺りの技術はちょっと遅れ気味ではありますが、ようやく新型「フィット4」でも盛り込まれた!と言った感じですね。

~ライトレバーも「AUTO」が標準に~

そしてここも注目ですね。
今回のフルモデルチェンジにより、上の動画の通りオートライトが装着義務化になるため、ライトのレバーは標準が「OFF」ではなく「AUTO」に変更されます。
そのため、エンジン始動且つ駐車している(コンビニ等で仮停め)際には「OFF」に切り替えが可能なのですが、それ以外では「OFF」の切替ができないようになっているとのことです(「MAZDA3」等でもどんどん採用されていますね)。

~シャークフィンアンテナは全グレード標準装備では無かった!~

そして個人的に非常に残念に感じたのがシャークフィンアンテナ。
実はこのアンテナ、グレードによって標準装備されるものとそうでないものがあるとのことで、例えば最上位グレードLUXEだと標準装備でシャークフィンアンテナが設定されるのですがCROSSTARだと、メーカオプションとなる「ルーフレール」を選択しないとシャークフィンアンテナになりません。

つまり、「ルーフレール」を選択しなかった場合は「フィット3」と同じスティックタイプのアンテナになるという衝撃の事実となっています(確かNESSもルーフレールが選択できて、同じ理由でこのオプションを設定しなかったスティックタイプのアンテナになっていたはず)。

こうしたスティックタイプのアンテナは、「BASIC/HOME」でも同様のことが言え、但しCROSSTARのように”ルーフレールを選択しなければ…”という条件ではなく別の条件だったので、このあたりは後日説明していきたいと思います。

※この流れで申し訳ないのですが、実はCROSSTARだけは5ナンバーモデルではなく、3ナンバーになることが決定しています。
他のグレードとは異なり、プラスチックのプロテクタパーツ(フェンダーモール)装着により、車幅が少しワイドになるため、3ナンバー化されることも記載されていました。

~LUXEに関してはメーカオプションが結構多い…価格もかなりアップしそうだ~

あと気になる主要装備やメーカオプションについてですが、やはり今回のモデルではほとんどメーカオプションが設定されておらず、しかし上位グレードのLUXEではちょっとオプション設定が多かったように感じられます。

そして最も個人的に注目していたシートヒータなのですが、まさかのLUXE(2WD/4WD)以外では標準装備されないという事実。これはちょっとびっくりしましたし、4WDモデルでも標準装備されていないのは残念。

あとはステアリングヒーターがLUXEの2WDモデルでメーカオプション、4WDモデルでは標準装備となり、ルーフレールはCROSSTARとNESSではメーカオプション扱い、ワイヤレス充電システムはLUXEのみメーカオプション扱いとなっていましたね。

主要装備内容については、これはまた後日詳細な内容をまとめていきますが、例の後輪のブレーキディスクはハイブリッドもガソリンも共通で標準でしたね(それは当たり前か…)。しっかりと強調して記載していたのは面白かったです。

ザッと概要はこんな感じとなります。
今後、ボディカラーや安全装備、主要装備、新開発サスペンションといった細かい内容もまとめていく予定ですので、新型「フィット4」を検討されている方は、定期的にチェックしていただけますと幸いです。

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