マクラーレン初のV6ハイブリッド&新世代プラットフォームを搭載した新型モデルが2020年3月のジュネーブMSに登場する?マクラーレン史上最速モデルとしての期待が高まる

2020-05-27

~遂にV6ハイブリッドモデルがジュネーブに登場か?~

マクラーレンは先日、2020年春頃に新世代プラットフォームとV型6気筒エンジン+電気モータを組合わせたハイブリッドシステムを搭載した新型モデルを発表すると説明していましたが、どうやらこのモデルが2020年3月に開催されるスイス・ジュネーブモーターショー2020に出展される可能性が高いとのこと


~単純に軽量化を意識したハイブリッドを搭載するだけでなく、安全性も向上~

デトロイト・フリー・プレスの情報によると、マクラーレンCEOであるマイク・フレウィット氏とのインタビューにて、最軽量のV型6気筒ハイブリッドパワートレインと新世代プラットフォームの開発を粛々と進めている一方で、将来的には全てのラインナップモデルにハイブリッドやEVシステムが搭載されることに加え、更に安全性を改善するために予測ブレーキを含む様々な安全システムを管理できる電子システムをも搭載したハイパフォーマンスモデルを提供すると明らかにしました。

またハイブリッドシステムを搭載するモデルのスペック面においては、2020年までに主力モデルの駆動方式を四輪駆動(AWD)に設定し、EVのみでの航続可能距離は40km~48km、0-100km/hの加速時間は僅か2.3秒と「マクラーレン・セナ/スピード・テール」並み、もしくはそれ以上のマクラーレン史上最速のロードリーガルモデルとなることが期待されています。

記念すべきV6ハイブリッドモデルのデビュー時期については、タイミング的にはスイス・ジュネーブモーターショー2020が最も適しているとのことで、マイク・フレウィット氏は明言していないものの、ほぼほぼ登場することを匂わせるような発言をしていたとのことです。

~以前より噂のPHVモデルはまだまだ登場することはなさそうだ~

この他にも、マクラーレンの今後のラインナップモデルには、PHV(プラグインハイブリッド)モデルも登場する?との噂が流れているものの、マクラーレンは以前よりPHVを嫌っており、リチウムイオンバッテリを搭載することで車体重量が重すぎたり、価格帯も更に高額になるため、マクラーレン本来の軽さを活かした走行パフォーマンスとコストパフォーマンスを十分に発揮することができないと説明。

2023年には、ソリッドステートバッテリー技術を搭載したモデルも導入する計画があるようですが、そういった実用性を高めたモデルをラインナップするには、おおよそ30年かかるとも説明しているため、まずは軽量仕様のハイブリッドモデルの登場を期待したいところです。

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Reference:CARSCOOPS