フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルの気になるポイントや「装備して良かった」と思うディーラーオプション(DOP)。マルチビューモニターも早速活用してみた

新型ヴェゼルの気になるポイントや「装備して良かった」と思えるディーラーオプションをチェックしていこう

引続きホンダ新型ヴェゼルの気になるポイント(なぜアノ機能が設けられなかったのかも考察)や、納車後でも外付け可能なディーラーオプションで「装備して良かった」と思うものをご紹介。

気になるポイント:なぜ車速連動ドアロックは装備されなかったのか?

ここで改めて気になっているのが、新型ヴェゼルには車速連動ドアロックが全グレードにて装備されていないこと。

もちろんメーカーオプションでの設定もありませんが、特に小さい子供などを助手席や後席などに乗せていると、ふとした時にドアを開けてしまう恐れもあるため、そういったときに車速連動でオートロックしてくれると安全性は向上すると思うんですね。

しかしながら、この機能の一つの弱点としては、停車してセンターシフトを”D”レンジから”P”レンジに切り替えたときに強制的にアンロックになるということ。

煽り運転被害に遭った時には”ドアアンロック”機能は危険かもしれない

アンロックになると何が問題になるかというと、2019年8月に発生した常磐自動車道での宮崎文夫 被告による煽り運転・殴打が起きたときのように、煽ってきた側が詰め寄ってきたとき、無理やりドアを開けてくる恐れがあるんですね。

そのときに強制的に停車→焦って”P”レンジにシフト→連動でドアアンロック→ドアを開けられて殴打などの暴力被害を受けることを避けるために、敢えて新型ヴェゼルでは車速連動ドアロック機能を設けなかったのかもしれません(常磐道での被害者側の車両も初代ヴェゼルだった)。

この点は、様々な意味合いを持つ安全性や危険性を考慮してだと思われるものの、オーナーからの要望次第では、何れ一部改良やマイナーチェンジなどのタイミングにて車速連動ドアロック機能が設けられる可能性もあるかもしれませんね。

【常磐自動車道で白のBMW X5の煽り運転】


装備して良かったディーラーオプション「リアカメラ no 水滴クリーナー」

最後は装備して良かったと思うディーラーオプションをご紹介(後付け可能なオプション)。

以前私が所有していた新型フィット4(New FIT4)でも装備していましたが、「リアカメラ no 水滴クリーナー」はかなり便利。

この機能は、雨の日などでリバースカメラに付着した水滴を高圧の空気で吹き飛ばすことで、水滴で見えなくなった映像をクリアで見やすくするというもの。

基本的にバックする際、天候に関係なく毎回高圧の空気が吹き掛かるので、雨だけでなく黄砂や花粉なども吹き飛ばしてくれるのは有難い所。

価格帯としては14,300円(10%税込み)と若干高めではありますが、見た目は全然気にならないですし、装備して損することは無い機能の一つだと思います。

ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼルに関するインプレッションや維持費、トラブルなどは、コチラにて全てまとめております。

☆★☆新型ヴェゼル関連記事5選はコチラ!☆★☆