トヨタ新型アーバンクルーザーの実車が遂に世界初公開!スズキのOEMモデルながらも中々のオフロード気質、日本での発売の可能性は?

新型アーバンクルーザーの内外装をインプレッションしていこう

早速新型アーバンクルーザーのエクステリアデザインを見ていきましょう。

こうして実車で見てみると、コンパクトSUVとは思えないほどのダイナミックなボディを持ち、フロントヘッドライトやフロントフォグランプの形状も非常に大きく、それぞれLEDを採用することで立体的な表情を持たせたフロントマスクとなっています。

またライトの位置も外側に配置し、フロントグリルも水平基調のバー(デュアルスラットグリル)を設けるなどで全体的にワイドな印象を与えていますし、新興国専売に留めておくのは非常に勿体ないと思えるほど。


コンパクトカーをそのままリフトアップしたかのようなユニークなコンパクトSUV

サイドのスタイリングはこんな感じ。

フロントのダイナミックな顔つきとは異なり、全長は4,000mm未満と非常にショートなボディサイズなので、こうしてみるとコンパクトで使い勝手は良さそう(4,000mmを超えてしまうとインド特有の規格により税金が更に高くなってしまう)。

おまけにホイールベースに対してフロント・リヤオーバーハングが非常に短いので、コンパクトカーをそのままリフトアップしてSUV風に仕上げた感が強く、コンパクトカーとSUVの中間を上手く表現した一台なのではないかと思います。

またボディカラーとは異なるブラックのプロテクターパーツを、フェンダーやサイドスカートに設けることで、オフロード走行した際の傷を上手くカバーし、更にSUVらしさを強調付けるデザインにもなっているので、この点はSUVの特徴をしっかりと表現できているのではないかと思います。

あとは足元のアルミホイールが16インチで高級感がありますが、敢えて15インチぐらいにダウンしてオールテレーンタイヤを装着して迫力を付けるのもアリだと思います。

インテリアはビターラブレッツァとほぼ同じ

インテリアはこんな感じ。

エクステリアはアーバンクルーザーとビターラブレッツァの違いが明確でしたが、内装はほぼ共通化されていて、唯一異なるのはステアリング中央のトヨタエンブレムぐらいでしょうか。

ダッシュボードのデザインやハードプラスチックの使用範囲、7インチのナビゲーションディスプレイ(Apple Carplay/AndroidAuto対応)、アナログゲージ、インパネ関連は全てビターラブレッツァと同じものを採用していますね。

センターシフトは意外にもシフトブーツ付きで、サイドブレーキは手引き式。

この点はもう少し先進性を持たせても良かったのかな?と思ったりもしますが、コストを抑える意味で致し方なかった部分なのかもしれません。

ちなみに気になるパワートレインは、これもビターラブレッツァと同じ排気量1.5L 直列4気筒エンジン+マイルドハイブリッドシステムを搭載し、最高出力105hp/最大トルク138Nmを発揮、トランスミッションは5速MT/4速ATの何れかから選択が可能となっています。

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Reference:Autocar