フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビック・セダンの量産仕様が続々とスパイショット!7インチメーターは新型ヴェゼル風で意外とシンプル

アコード顔になった新型シビックの評判は中々に良いようだ

2021年6月16日に発売予定となっているホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビック・セダンですが、今後アメリカ市場では、新型シビック・セダンに続き、新型シビックSi/シビック・タイプRという順番にて登場するとアナウンスされています。

そして今回、既に発表された新型シビック・セダンについては、先代と同じ前輪駆動(FF)が主体となり、四輪駆動(AWD)モデルが登場する計画は無いとのこと。


アメリカで発表したことも理由の一つ?

競合モデルとなるであろうスバル・インプレッサ(Subaru Impreza)やマツダ新型MAZDA3のように、前輪駆動だけでなく四輪駆動もラインナップしている一方で、シビック・セダンだけが設定されないというのは残念な話ですが、これについては具体的な理由は明かされていません。

スバル新型BRZ同様、新型シビック・セダンもアメリカにて先行発表されたグローバルモデルですが、その理由の多くがアメリカ市場のニーズに合致した作りであることや、元々のターゲット市場がアメリカだからということも考えられ、特に新型BRZは排気量アップの2.4L 水平対向4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力228hpへと引き上げたことでパワー&スポーティ&低重心といった、いかにもスポーツカーらしいコンセプトとして発表しています(しかも欧州市場では販売しないともコメントしている)。

しかもフロントマスクはアメ車のダッジ・バイパーっぽい顔つきになっていますし、プロモーションビデオ(PV)もバーンアウトしたりドリフトしたりと、アメリカ人が好みそうなパフォーマンスを行う等、かなりアメリカ主体で動いている傾向にあるんですね。

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四輪駆動化よりもパワーアップが優先?

恐らく新型シビックも同様で、四輪駆動化による車体重量の増加と価格アップに焦点を置くよりも、パワートレインのアップグレードで価格帯もある程度抑え、道幅の広い公道にて加速を楽しんだ方がアメリカのスタイルにはマッチしているのかもしれません。

あとアメリカ市場にて発表する背景には、他国の市場にも同時にPRすることができるというメリットもあり、これを日本で行ってしまうと日本語がメインとなって言葉の壁ができてしまうため、それであれば「英語でも十分通じるアメリカで発表したほうが良いんじゃね?」という考えもあるのかもしれませんね。

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Reference:CARSCOOPS