「ポルシェの事故」が目立った2020年。日本国内では最低4件の事故が発生し、その内半分は死亡事故に…改めてハイパフォーマンカーの運転には注意が必要だ

他にもどういった事故が発生していた見ていこう

②:中国自動車道でのフェラーリ458スペチアーレAとの事故

続いては2020年10月18日の午前7時過ぎ頃、中国自動車道の西野宮口JCT付近にて、ディープブルーカラーにレッドの幌が装備されたポルシェ911カブリオレ(Porsche 911 Cabriolet)が事故に。

画像を見る限りでは、右側のドアサイドパネルにキズがいくつかあり、ダメージとしてはそこまで大きくは無さそう。

ちなみにこの日の事故は、フェラーリ458スペチアーレA(Ferrari 458 Speciale Aperta)のフロント大破が目立っていたため、911カブリオレが事故のきっかけを作ってしまったのか、それとも事故の被害を受けてしまったのかが明確になっていないのが正直なところ。

こちらが、フロントが大破してしまった希少なフェラーリ458スペチアーレA。

グレー系の渋いボディカラーに、イエローのブレーキキャリパやレッドのインテリアが何とも印象的ですが、まずはドライバーや乗員に大きなケガが無かったことが不幸中の幸い(無関係な他車を巻き込むまでには発展していない模様)。

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③:芦有(ろゆう)ドライブウェイでの事故

続いては、2020年11月22日の午前から午後にかけて、兵庫県西宮市にある有料道路・芦有ドライブウェイにて、オレンジカラーのポルシェ911GT3RSがクラッシュした模様。

目撃者の情報によると、911GT3RSが異常なスピードにて走行していたところ、途中のコーナーにてコントロールを失ってしまいガードレールに接触したとのこと。

しかも同一方向にて走行していた自転車と接触した?との話も入ってきているので、これについては警察の調査が明らかにならない限りは何とも言えないところではあるものの、画像を見る限り旧世代のポルシェ911が反対車線にて停車しているあたり、恐らく一緒に走行していた仲間だと推測。

日曜早朝の芦有ドライブウェイはスポーツカーの行き来が多い

ちなみに私も過去に何度か訪問したの事ある芦有ドライブウェイですが、日曜の早朝になると、東六甲展望台駐車場にポルシェを筆頭にスポーツカー/スーパーカー/ハイパーカー/クラシックカーが集まります。

別名「西の大黒PA」ともいわれていますが、その一方で数多くのスポーツカー達がドデカイエキゾーストサウンドを奏でながら飛ばしまくる姿も多いのも事実。

道幅もそこまで広くなく、カーブも非常にキツイところも多いために事故の可能性も非常に高いのですが、こういったコースをサーキット感覚で利用していることから、警察が定期的に見回りに来ているようです。

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④:熊本県・やまなみハイウェイでの死亡事故

そして最後は、2020年11月29日の午前9時過ぎ、熊本県阿蘇市の県道「やまなみハイウェイ」にて、ポルシェ911カレラ(911 Carrera)とトヨタ・プリウス(Toyota Prius)が正面衝突するというとんでもない事故が発生。

この事故により、911カレラを運転していた会社員・田埜浩一さん(49)と、プリウスに同乗していた有田洋子さん(59)が死亡、有田さんの夫(58)が重傷に。

事故の原因としては、911カレラが中央線をはみ出して対向車線から走ってくるプリウスと衝突してしまったとのことですが、車体が大きく損傷していることから、911カレラのドライバーは相当に飛ばしていた可能性が高そうです。

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