【価格は超高額な約752万円から】フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フィット4(海外名:ジャズ)がシンガポールでも販売スタート!グレードは3種類でハイブリッドはLUXEのみ

引続き新型ジャズの内外装デザインをチェックしていこう

続いて新型ジャズのインテリアを見ていきましょう。

日本市場向け同様に右ハンドル仕様で、ミニマリストをテーマに設計されているため、シンプルなんだけど必要なモノはしっかりと揃えられた上質なキャビンにまとめられています。

ハッチバックの特徴でもある快適性や実用性、有用性を大幅に改善するだけでなく、シートパッドの厚みは先代ジャズよりも30mm程分厚くいますし、シート形状も疲れにくいように骨組みから再設計された新開発のボディスタビライザーシートフレームを採用しているため、ロングドライブでも疲れないのがポイントです。

私も新型フィット4 Luxe e:HEV×四輪駆動(4WD)を所有していますが、片道250km位の高速道路移動でもほとんど疲れませんし、加速などでもストレスを感じることなく快適に運転できるので、これほど完成度の高いコンパクトハッチバックも珍しいのでは?と思うほど。


ナビゲーションディスプレイは9インチで見やすく

センターインパネ部分には、Apple CarPlay/Android Autoを標準装備する9インチタッチスクリーンディスプレイを搭載。

サイズは日本市場向けと同じではあるものの、若干仕様が異なるようですね。

ちなみにこちらが、日本市場向けの9インチナビゲーションディスプレイ。

リヤテールゲートやテールランプデザインも、基本的には新型フィット4と同じ仕様ですね。

なおシンガポール市場向けのモデルでは、3ナンバー&オフロード向けのクロスター(CROSSTAR)がラインナップされていないのは残念。

安全装備Honda SENSINGについては、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが全車標準装備となっているため、アダプティブクルーズコントロールやレーンキーピングアシストシステム、車線逸脱警報、衝突軽減ブレーキシステム等が搭載されています。

パワートレインは1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドの2種類

気になるパワートレインについてですが、1.5 Base/1.5 Homeのガソリンモデルは排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力121ps/最大トルク145Nmを発揮、トランスミッションはCVTのみ、燃費性能としては17.5km/Lとなっています。

一方で1.5 Luxe e:HEVのハイブリッドモデルは、排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーターを搭載し、システム総出力124ps/最大トルク253Nmを発揮、トランスミッションはCVTのみ、燃費性能としては26.3km/Lとなっています。

価格は驚愕の約752万円から?!なぜそんなに高額なの?

最後は新型ジャズのグレード別価格帯を見ていきましょう。

◇Jazz 1.5 Base(2WDのみ):約752万円(95,999シンガポールドル)

◇Jazz 1.5 Home(2WDのみ):約775万円(98,999シンガポールドル)

◇Jazz 1.5 Luxe e:HEV(2WDのみ):約791万円(100,999シンガポールドル)

上の金額を見て、「いやいやいや…75.2万円の間違いでしょ?」と思われる方も多いと思いますが、シンガポールでは自家用車の購入制限が非常に厳しく、トヨタ・プリウスでも1台あたり約1,500万円ほどの超高額車両となります。

その背景には、政府の交通政策にあるとして、非常に小さなマレー半島の先っぽにある小さな島に約500万人以上の人口が集中しているため、そこで全員が車を所有すると大渋滞になってしまうわけですね。

そのため政府は、自動車の購入に加えて超高額な税金をかけて制限することで、公共交通機関の利用を促しています。

なおシンガポールにて自動車を購入するとなると、以下の税金が加味されることから、例え200万円ぐらいのコンパクトカーでも1,000万円近くにまで跳ね上がる仕組みになっています。

・輸入税(関税)…車両本体価格×20%
・商品サービス税…(車両価格+物品税)×7%
・登録料…S$140
・追加登録料…車両価格×100%

Via:https://car-me.jp/

私の新型フィット4に関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。

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Reference:Torque, CarMe