フルモデルチェンジ版・日産の新型パスファインダーが遂に生産スタート!2021年夏頃には続々と市場へと投入…気になるグレード別価格帯は?
一気にアクティブで先進性を増した新型パスファインダーが登場!
2020年~2021年にかけて怒涛の新型車発表・発売を行っている日産ですが、2021年2月4日に新型ローグ(New Rogue)/エクストレイルの3列シートタイプとなる、フルモデルチェンジ版・新型パスファインダーが世界初公開されました。
今回発表された2022年モデル・新型パスファインダーですが、武骨なロングボディとオフロードのようなSUVスタイルはそのままに、日産独自のアイデンティティともいえるVモーショングリルや先進的なLEDライトとインテリア、そして新開発トランスミッションを備えています。
具体的にどういった内容にまとめられたのか、早速チェックしていきましょう。
武骨さを残しながらも都会的でオシャレな3列8人乗りSUVに
こちらが今回公開された新型パスファインダーのエクステリアデザイン。
フロントのVモーショングリルは、中東市場向けのパトロール(Patrol)などのような大口化したVモーショングリルが採用され、フロントLEDデイタイムランニングライトは新型ローグ/エクストレイル風でエッジを効かせ、フロントLEDヘッドライトは水平基調でシャープにまとめられています。
今度は単体で見ていきましょう。
かなりボリューミーで押しの強いフロントマスクが印象的ですが、フロントグリルはメッシュや組子グリルパターンではなく、水平基調のバーを使用しながらもグロスブラックでアクセントを加えるところは、日産の今までにないパターンだと思われます。
リヤデザインはこんな感じ。
水平基調のリヤテールランプとそれらを繋ぐセンター直結風の一文字ガーニッシュは、2020年12月23日に発売されたフルモデルチェンジ版・新型ノートe-POWER(New Note)風にも見えたり。
あとは豆球タイプのリヤウィンカーも確認できますが、この点はLEDではないのがちょっと残念。
ボディサイズは、先代比で全幅・全高共に+15mmサイズアップし、全長は38mm短く
サイドビューはこんな感じ。
弟分である新型ローグに比べて、後席部分を拡大するためにオーバーハングを長く、そしてトップルーフは可能な限りフラットに近いカタチにすることで居住性をアップしています(プラットフォームが新型ローグと同じではないので注意)。
ボディサイズとしては、全長5,004mm×全幅1,979mm×全高1,778mm、ホイールベースは2,901mmとワイド&ローに、そして全長は38mm短くなっています。
足もとのアルミホイールはこんな感じ。
マルチスポークタイプの大口径アルミホイールが何ともスポーティですね。
ちなみにパワートレインは、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンと従来と変わらず、最高出力284hp/最大トルク351Nmを発揮、トランスミッションはCVTから新開発の9速ATに変更することで、ダイレクト且つ加速感も得られ、燃費性能にも大きく影響するそうです。
全く別物レベルに変化した新型パスファインダーのインテリアを見ていこう
引続き新型パスファインダーのインテリアも見ていきましょう。
車内のグレードは最上位Platinumとなるため、キルティングのセミアニリンレザーシートや、合成皮革トリムなどを標準装備し、圧倒的な高級感が得られています。
しかも車内やシートにも、新型ジューク(Juke)/キックス(Kicks)などに設定可能なBOSE製プレミアムサウンドシステム(13スピーカー)もラインナップされているとのこと。
あとはメーター類やステアリングホイール、センターシフト、ディスプレイオーディオも大幅刷新し先進的に。
このほか、音響合わせガラスや2列目ウィンドウの厚みの強化、ドアと床の断熱性の向上、NVHも大幅に改善されたことにより、エンジンノイズの吸収が60%も強化されているそうです。
日産デザインの基本となるであろう12.3インチフルデジタルインストルメントクラスター
メーター類はやはり、新型ローグ/ノート・オーラ(New Note Aura)/キャッシュカイ(Qashqai)にも搭載される12.3インチフルデジタル液晶メーターを採用していますね。
ステアリングホイールももちろん、新型ローグからの流用となりますし、プロパイロット(ProPilot)の設定もPlatinum以外にS/SVでも設定が可能です。
あとはパドルシフトも搭載されているのは嬉しいところ。
ダッシュボード上に突出するような形で設けられた、フローティングタイプの9インチディスプレイオーディオ(AppleCarPlay/AndroidAuto/NissanConnect)も搭載していますが、このあたりも新型ローグなどからの流用と考えられます。
センターシフトも簡易的なジョイスティックタイプへと移行。
その周りも合成皮革のトリムやホワイトカラードステッチのアクセントを加味することで高級感を演出しています。
電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドももちろん標準装備。
新型パスファインダーのグレード別価格帯は後日公開予定ですが、おそらく2021年夏頃には明らかになると予想されています。
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Reference:CARSCOOPS①、CARSCOOPS②