中国市場向けトヨタ新型クラウンクルーガーがまたも完全リーク!ハイランダーXSEベース+王冠マークのセットながらも、見慣れてくると意外とカッコいい?

新型クラウンクルーガーが登場するまでの経緯をおさらい

前回の中日新聞の報道より、トヨタのフラッグシップセダンとなるクラウン(Toyota Crown)が販売終了を予定していて、その置き換えモデルとして新型ハイランダー(New Highlander)をベースにした”SUVに似たタイプ”の新型車を2022年に導入するという衝撃的な報道がありましたが、どうやらこの報道内容が中国にてそのまま実現されるかもしれません。

中国サイトafinance.cnによると、クラウンSUVと思われるFAWトヨタ(一汽トヨタ(長春)エンジン有限会社)によって作成された特許画像がリークされたとのこと。

一体どのような特許画像なのか?この車両名称は何なのか?早速チェックしていきましょう。


リークされた新型クラウンSUV?の特許画像を見ていこう

こちらが今回、FAWトヨタが作成したクラウンSUVの特許画像。

スタイリングやフロントマスクを見る限りでは、北米市場向けにて販売されている3列シートSUVのハイランダーXSEがベースになっていると思われ、しかしよ~く見てみると、フロントエンドのエンブレムがクラウンの特徴でもある「王冠」のようにも見えたり見えなかったり・・・。

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クラウンSUVの名称は「クラウン・クルーガー」

ちなみにこのモデル、どうやらクラウン・クルーガー(Crown Kluger)と呼ばれているとのことで、中国読みだとCrown-Lufangになるそうです。

こちらが実際に中国特許庁HPにて掲載されているCROWNKLUGER(その上のCrownVellfire/クラウン・ヴェルファイアも気になる…)。

ちなみにクルーガーは、日本でも初代モデルが販売されていた際の名称で、海外市場ではハイランダーという名称にて呼ばれている人気モデル。

恐らくは、広汽トヨタ(GAC Toyota)にて販売される新型ハイランダーの兄弟車種になる?ともいわれていますが、現時点での詳細は一切不明。

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新型クラウンクルーガーには、ハイブリッドとターボの2種類が設定される?

改めてFAWトヨタ新型クラウン・クルーガーと思われる特許画像を見ていくと、トヨタの大きな特徴でもあるキーンルックグリルが採用され、縦基調のサイドエアインテークや釣り目タイプのフロントヘッドライト、ダイナミックなロングボディなど、この点はハイランダーそのもの。

プラットフォームは、新型RAV4/ハリアー(New Harrier)にて採用されているTNGA-Kプラットフォームがベースになると思われ、排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム、もう一つは排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンが搭載される?との噂もあるとのこと。

そしてこちらが、中国メディアyiche.comが公開しているクラウン・クルーガー?と思われるスパイショット画像だそうですが、サイドビューは確かに新型ハイランダーっぽいのですが、これだけではクラウン・クルーガーと決定するのは厳しそう。

ボディカラーは塗装後なのかは不明ですが、中国が好みそうなゴールドチックな色合いが何とも個性的ではありますね。

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一方で新型フロントランダーの存在はどこに?

ちょっと話は逸れますが、中国といえば新型ハリアーをモチーフにしたフロントランダー(Frontlander)が発売される?といった噂があったものの、これについては一切追加情報がなく、発売予定と言われていた2020年後半も過ぎてしまっているため、今のところ市販化の予定は無くなった?もしくは噂止まりだったのかもしれませんね。

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国内メディアでも新型クラウンSUVのレンダリングが公開され話題に

ちなみにこちらは、自動車情報誌ベストカーが公開している次期クラウンSUVのイメージレンダリング。

TNGA-Kプラットフォームをベースとした新型ハイランダーがそのままモチーフになっているとのことで、ボディスタイルもハイランダーのようなダイナミックさを持ち、足もとのアルミホイールやフロントマスクは現行クラウンのデザインを上手く引き継いだ形になっています。

特にフロントグリルは、新型クラウンとは若干異なる角を丸くしたメッキグリルフレーム付きのスクエア型大口グリルに変更され、サイドいっぱいに拡大されたロアグリルを設けることで口角が上がったような表情に。

ちなみに先述にもある通り、プラットフォームは新型ハイランダーやカムリ(Camry)/RAV4/ハリアーと同じTNGA-Kプラットフォームを流用することになるため、クラウンの後輪駆動(FR)ベースのプラットフォームから前輪駆動(FF)へと変更されるので、後継というよりも全く別の乗り物になるのかもしれませんね。

 

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Reference:afinance.com, yiche.com