【価格は約365万円から】フルモデルチェンジ版・日産の新型パスファインダーのグレード別価格帯が判明!更に実車インプレッション動画もチェック【動画有】
北米での発売は2021年夏頃、かなり早い段階でのインプレッションになりそうだ
2021年2月5日に世界初公開された日産のフルモデルチェンジ版・新型パスファインダー(Nissan New Pathfinder)。
プラットフォームは違えど、新型ローグ(New Rogue)/エクストレイル(New X-Trail)の兄貴分という立ち位置で、ロングボディのラージサイズSUVで3列シートを設定する一台となります。
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そんな新型パスファインダーを、海外カーメディアRaiti’s Ridesチャンネルが世界最速に内外装インプレッションしています。
今回はエクステリアをメインに、新型パスファインダーのインプレッション内容をチェックしていきましょう。
インプレッションするのはアドベンチャー仕様の新型パスファインダー
こちらが今回公開されている新型パスファインダー。
グレードとしては最上位プラチナ(Platinum)で、ボディカラーも新色のジャングルグリーン×ブラックの2トーンを採用しつつ、更にはカスタムオプションのアドベンチャーパーツを装着することにより、オフロード感を強調するエクステリアへと進化。
ちなみに競合モデルには、トヨタの新型3列シートSUVとなるハイランダー(Toyota New Highlander)が対象になっているとのことで、これよりも更に押し出しを強く、日産らしいオフロードSUVを演出しているとのこと。
初代パスファインダーをオマージュするフロントマスク
こちらが真正面から見た新型パスファインダー。
日産のアイデンティティともいえる大口化したVモーショングリル取り入れつつ、グリルパターンは非常に珍しいスリースロットグリルを採用。
これは初代パスファインダーのデザイン言語を意識しているとのことで、先進性の中にレトロな雰囲気をもたらすことで、新型パスファインダーでしか表せない特別感と堅牢さを与えているそうです。
ヘッドライト周りは新型キャシュカイ風
こちらはフロントヘッドライト周り。
このモデルの後にデジタルワールドプレミアされた、フルモデルチェンジ版・新型キャシュカイと同じヘッドライトデザインで、釣り目タイプのLEDデイタイムランニングライトに同ハウジング内に集約された水平基調のセクション付きLEDヘッドライト、そして(個人的にはLEDにしてほしかった!)豆球タイプの非LEDフロントウィンカーが搭載されています。
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こちらはフロントロアバンパー部分。
これで純正&標準装備というのもちょっと驚きですが、フロントバンパーに対して大きくエンドに張り出した素地ブラックのモールが印象的で、この段差を設けることで立体感を演出しています。
更にシルバーのスキッドプレートを設けることで、オフロード感を醸し出しているのがわかります。
続いてはサイドビュー。
やはり2トーンカラーによるブラックのアクセントが非常に良い味を引き出していて、ジャングルグリーンをよりオフロードチックに見せてくれます。
そして余分なプレスラインを採用せず、非常に滑らかなボディパネルとウェストラインにあるメッキモールのちょっとしたアクセントにより、適度な高級感を演出しています。
あとはフロント・リヤフェンダーに、素地ブラックのモールを設けることでリフトアップしたかのようなダイナミックなスタイリングに(よりオフロードSUVっぽく見える)。
ノーマルだけでなくオフロード/オールテレーンタイヤも準備
足もとにはブラックペイント処理された大口径アルミホイールに、オールテレーンタイヤを装着することでゴリゴリ感が更に強まっています。
こうしたアドベンチャーチックなデザインコンセプトは、未だ競合のトヨタ新型ハイランダーでは見たことがありませんし、どちらかというと新型RAV4アドベンチャーに近い感じでしょうか。
こうしたヤンチャなアクセントやディテール、遊び心溢れる見た目が北米市場でも高い人気を得るかもしれませんね。
サイドステップには、さりげなく”PATHFINDER”のエンボス加工も。
先代のパワートレインをキャリオーバーしつつもトランスミッションは新開発
もちろんルーフレールやルーフキャリア等も装備しています。
ちなみに新型パスファインダーのパワートレインは、排気量3.5L V型6気筒直噴エンジンを搭載し、最高出力284ps/最大トルク351Nmを発揮、トランスミッションは、新開発の9速ATを組み合わせることにより、滑らかでありながら力強くダイレクトなレスポンスを実現可能に。
更には、高速道路などの合流時などで速度を上げたいシーンでは思い通りに加速し、登り坂でも不用意なエンジン回転数変動を抑えるなど、いかなるシーンでも快適で力強くドライブできるのも、このモデルの魅力だと思います。
最後はリヤビュー。
リヤエンドにはダイナミックに”PATHFINDER”のブラックネームバッジを貼付。
そしてリヤテールランプは、どことなく新型ノートe-POWERのデザイン言語を取り入れているようにも見えますね。
ワイド且つセンター非直結式の一文字風のデザインも、トレンドをしっかりと抑えることで目新しさを演出しています。
【Is the 2022 Nissan Pathfinder going to be a better SUV than a Highlander?】