メルセデス新型AMG Oneの開発車両をスパイショット!キープコンセプトで空力を徹底した細部、そしてカーボンだらけの内装も明らかに

新型AMG Oneの細部やインテリアも見ていこう

そして新型AMG Oneの最も気になっていた可変式となるフロントフェンダールーバー。

4枚構成になっていて、おそらくはカーボンファイバパーツを標準装備するものと予想されますが、これを採用することにより、ホイールハウス内の圧力を逃がすだけでなく大幅なダウンフォースにも貢献してくれるかもしれません。

なお足元の鍛造アルミホイール(マグネシウムホイールも準備?)はセンターロック式で、ブレーキキャリパはAMGロゴ付きとなるオレンジにペイントされています。


徹底した空力ボディでラ・フェラーリやヴァルキリー、スピードテールに対抗

F1技術を導入したAMG Oneのスタイリングですが、そのうねりや湾曲したボディラインがどこかラ・フェラーリ(LaFerrari)にも似ているような気もするため、おそらくはラ・フェラーリの後継モデルと直接的なライバルになると予想。

この他のライバルモデルには、アストンマーティン・ヴァルキリーやマクラーレン・スピードテールも対象になっています。

リヤビューは開発車両用に一部パーツが簡易的になっていますが、可変式のリヤウィングや巨大リヤディフューザー、そしてセンター大口径+両サイド小口径タイプの3本出しマフラーもインストール。

遂にインテリアも初スパイショット!

そして最も気になっていたのがインテリア。

ほんの少しだけ確認できますが、やはりステアリング形状はナイトライダー風のヨーク型を採用し、その後ろにはワイドディスプレイ(フルデジタル液晶メーター)、そしてダッシュボード中央にはドライバー側にフォーカスしたナビゲーションディスプレイを装備。

もう少し拡大してみるとステアリングホイールにはアルカンターラが採用され、その後ろのパドルシフトは非常に薄く、おそらくアルミ製。

それ以外のステアリング装着部は全てカーボンファイバ製であることから、ステアリング剛性の向上だけでなく、車体重量の軽量化にも貢献しているものと予想されます。

最後に気になる新型AMG Oneのパワートレインですが、これまでの情報通り排気量1.6L V型6気筒ターボチャージャーエンジン+4基の電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)システムを採用し、システム総出力1,000hp~1,200hpといわれています。

AMG Oneは世界限定275台のみ販売されましたが、もちろんすぐに完売。

日本では前澤友作 氏やCarguyの木村武史 氏、海外では米不動産王のマニー・コシュビン(Manny Khoshbin)氏もオーダーしています。

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Reference:motor1.com