ホンダ・ステップワゴンやアウディA4/A5/A8/Q7などに約9万台の大量リコール!テールゲート(トランク)が突然降下してくる恐れアリ
最悪の場合、テールゲートが突然降下する恐れアリ
続いては、ホンダ・ステップワゴンの1車種・計88,865台にリコール。
不具合内容としては、テールゲートオープンステーにおいて、下側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの取付部構造が不適切なため、ボールジョイントとボールスタッドを固定するクリップが変形し浮き上がることがあるとのこと。
そのため、そのままの状態で使用を続けるとテールゲート開閉の繰返しにより、ボールジョイントが車体から外れてテールゲートが突然降下するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、既に29件の不具合が発生していて、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][ステップワゴン]
・DBA-RP1/RP1-1104414~RP1-1111199/平成 28 年 11 月 14 日~平成 29 年 8 月 10 日/6,786台・DBA-RP1/RP1-1200001~RP1-1202855/平成 29 年 9 月 11 日~平成 30 年 8 月 22 日/2,854台
・DBA-RP1/RP1-5100076~RP1-5100203/平成 28 年 11 月 14 日~平成 29 年 8 月 8 日/128台
・DBA-RP1/RP1-5200001~RP1-5200101/平成 29 年 9 月 20 日~平成 30 年 8 月 8 日/101台
・DBA-RP2/RP2-1101169~RP2-1102631/平成 28 年 11 月 18 日~平成 29 年 8 月 10 日/1,463台
・DBA-RP2/RP2-1200001~RP2-1201075/平成 29 年 9 月 12 日~平成 30 年 8 月 22 日/1,074台
・DBA-RP2/RP2-5100035~RP2-5100082/平成 28 年 11 月 16 日~平成 29 年 8 月 3 日/48台
・DBA-RP2/RP2-5200001~RP2-5200062/平成 29 年 9 月 23 日~平成 30 年 8 月 8 日/62台
・DBA-RP3/RP3-1113888~RP3-1132975/平成 28 年 11 月 14 日~平成 29 年 8 月 8 日/19,088台
・DBA-RP3/RP3-1200014~RP3-1222848/平成 29 年 9 月 5 日~平成 30 年 8 月 22 日/22,833台
・DBA-RP3/RP3-5100068~RP3-5100131/平成 28 年 11 月 17 日~平成 29 年 8 月 9 日/64台
・DBA-RP3/RP3-5200002~RP3-5200106/平成 29 年 9 月 20 日~平成 30 年 8 月 20 日/105台
・DBA-RP3/RP3-6100752~RP3-6102296/平成 28 年 11 月 15 日~平成 29 年 8 月 8 日/1,545台
・DBA-RP3/RP3-6200002~RP3-6200103/平成 29 年 9 月 20 日~平成 30 年 8 月 21 日/100台
・DBA-RP4/RP4-1102498~RP4-1105612/平成 28 年 11 月 14 日~平成 29 年 8 月 9 日/3,115台
・DBA-RP4/RP4-1200004~RP4-1205374/平成 29 年 9 月 5 日~平成 30 年 8 月 22 日/5,371台
・6AA-RP5/RP5-1050001~RP5-1074131/平成 29 年 9 月 5 日~平成 30 年 8 月 22 日/24,128台
改善措置としては、全車両、テールゲートオープンステー及びボールジョイント外れ防止カバーを新品に交換し、改善対策部品の供給に時間を要することから、暫定措置として下側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの取付部を結束バンドで固定するリコール作業を実施するとのことです。