ベントレー・コンチネンタルGTのW12エンジンをぶち込んだフォルクスワーゲン・ゴルフGTI W12-650。何と14年前(2007年)に登場したクレイジーモデル【動画有】

ゴルフGTI W12-650は、あのトップ・ギアの司会者をも唸らせるパフォーマンス

なお、このモデルの発表当時にトップギアの司会を務めたジェレミー・クラークソン氏もサーキットでのテスト走行を実施したそうですが、過激な加速性能と直線性のパフォーマンスは確かに高いものの、一方で高速域でのコーナリングは「事実不可能」と語っていて、技術云々というよりも人間の操作技術に大きく左右されるとも語っています。

ジェレミー・クラークソン氏も、このモデルに関しては相当な評価を下していて、「VWグループがここまで過激なコンセプトモデルを発表したことが信じられない。クレイジーだ!」と語るほどですから、よっぼインパクトのでかいモデルなのだと思われます。

【Top Gear – Golf GTI W12】


ニュルブルクリンクサーキットの最速記録を更新した中国モデルをご存じ?

ちなみに走りの面で更に世間を驚かせたのが、中国の浙江吉利控股集団の傘下にあたる自動車ブランドのLynk&Co(リンク・アンド・コー)の最新プロトタイプモデル・03シアン・コンセプト(03 Cyan Concept)。

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このモデルは、ドイツのニュルブルクリンクサーキットにてホンダ・シビック・タイプR(Honda Civic Type R, RK8)の記録を破ったルノー・メガーヌRSトロフィーR(Renault Megane RS Trophy R)のFF最速記録(7分40.10秒)と、ジャガーのハイパフォーマンスセダンXE SV Project 8の4ドアセダン最速記録(7分21.23秒)をも上回る、7分20.143秒というとんでもないダブルレコードをたたき出した一台です。

残念ながらコンセプトモデルとなるため、市販車として記録は更新できていないものの、そのパフォーマンスの高さは圧倒的で、パワートレインも排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力528hp/最大トルク504Nmというとんでもないパワーを発揮。

駆動方式は前輪駆動(FF)で、トランスミッションは6速シーケンシャルギアボックスを搭載しています。

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Reference:CARSCOOPS