フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300(LC300)が遂に世界初公開!オフロード仕様のGR-Sも登場、新世代TNGA-F & V6エンジン搭載で新たな一歩へ

新型ランドクルーザー300の最上位グレードGR-Sや足回り、インテリアなども見ていこう

そしてこちらが、待望のオフロード志向&最上位グレードとなるトヨタ新型ランドクルーザー300 GR-S(GRスポーツ)。

先程ご紹介したスタンダードグレードのランクルとは異なり、フロントグリルはブラックのメッシュグリル意匠を採用し、GRバッジももちろん貼付。

フロントロアバンパーは、ブラックの無塗装ブラックとシルバーのスキッドプレートで一気にオフロード色を強めた一台です。

後は足元のアルミホイールもマットブラックに仕上げられ、全体的に光沢感を敢えて無くすことで力強さとエネルギッシュさ、そしてオフロード感の演出がより一層際立っているようにも見えます。


オフロードに適した足回りと、見た目の重厚感とのバランスも絶妙

あとこれは他のグレードでも共通なのですが、新型ランドクルーザー300のアプローチアングルは32度と先代から引き継がれ、ディパーチャーアングルは26.5度、そして最低地上高は230mmとSUVでは高めの数値でありながらも、ワイド&ローのあるバンパーデザインやサイドステップを採用することで、「高く見えないデザイン」に仕上げているところもユニークなポイントだと思います。

なお駆動方式は、全グレード共通の四輪駆動(4WD)のみで、3つのデフロックが搭載されます。

世界初採用のE-KDSSやAVS搭載で接地性の安定感は抜群

そして足回りにも注目していくと、アダプティブ・バリアブル・サスペンション (AVS) を採用することによってタイヤの浮きづらさを改善・向上させ、世界初採用となる電子制御式キネティック・ダイナミック・サスペンション(E-KDSS)システムの搭載により、接地性を大幅に向上させています。

この他にも、より高度なマルチテレインセレクトシステムを搭載し、ドライバー視点で障害物を直感的に可視化、自動モードによってマルチテレインセレクトを搭載することで、走行路面の判定も可能になっています。

パワートレインは大きく2種類

そしてパワートレインは、先述にもある通りメインは以下の2種類を設定します(プレスリリースも2種類のみを紹介)。

◇排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン:最高出力415ps/最大トルク650Nm/トランスミッション新開発10速AT

◇排気量3.3L V型6気筒ディーゼルターボエンジン:最高出力309ps/最大トルク700Nm/トランスミッション新開発10速AT

新型ランドクルーザー300のインテリアも見ていこう

最後はインテリアをチェックしていきましょう。

画像ではメーカーオプションの12.3インチワイドディスプレイが搭載されていますが、標準は9インチが搭載されます。

この他、Apple CarPlay/Android Autoの統合、ワイヤレスバッテリーチャージャー、アラウンドビューカメラ、ヘッドアップディスプレイ、電動テールゲート、電動調整式ステアリングホイール、エアイオナイザー、更には盗難防止を目的とした指紋認証システム型エンジンスタータースイッチも採用されます。

シートカラーは、アイボリー以外にもブラック、そしてローズ&ブラックのデュアルトーンも準備され、ローズ&ブラックはオフロード志向のGR-Sにて設定されるとのこと。

運転席のメーター類はアナログと7インチ?のTFTマルチカラーディスプレイが搭載されていますが、やはりフラッグシップSUVモデルである以上は、フルデジタル液晶メーターを採用してほしかったところ。

おそらく2021年後半より発売予定(2021年6月9日時点で現行LX570は受注ストップ)のフルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600にて、フルデジタル液晶メーターを採用することにより差別化を図るのではないかと予想されます。

シートレイアウトは、2列5人乗り/3列7人乗りが準備されますが、この点は日本市場向けの詳細資料をチェックした後、改めて最新情報をまとめていきたいと思います。

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Reference:Toyota