あのリークされた特許画像は一体?フルモデルチェンジ版・スバル新型レガシィアウトバック・ウィルダネスは日本市場にて販売されないとの噂→一体なぜ?

新型アウトバック・ウィルダネスは米メディアも絶賛するほどの自信作

ちなみにスバル新型アウトバック・ウィルダネスは、スタンダードグレードの新型アウトバックに比べて最低地上高を+20mmアップ(241mm)し、更にホイールアーチの変更で全幅+40mmワイド化したハイサイドビークルモデル。

ボディカラーもウィルダネス専用のゲイザーブルー(Geyser Blue)を設定してくるなど、スバルのオフロードモデルに対する強い情熱が伝わってきますが、よくよく考えてみるとスバルのイメージブルーがWRブルーパールなので、ウィルダネス含む今後のオフロード志向モデルでは、ゲイザーブルーが主流になってくるのかもしれませんね。

なおウィルダネスは、スタンダードなアウトバックに比べて圧倒的に樹脂パーツの使用量が多いのですが、それでも「オフロードっぽくてオシャレ」と米メディアが絶賛していて、樹脂パーツ多めでもチープに見せないよう、エクステリアは相当に研究してきたのだと考えられます。

もちろん、樹脂パーツをふんだんに使用する目的としては、キズや汚れが目立たないようにするためですが、それ以外にも樹脂パーツの交換費用を最大限に抑えられるから、というのもあると考えられます。


ゴリゴリのオフロードな見た目に加えて、実はかなりオシャレなウィルダネス

ちなみにウィルダネスが”オシャレ”と言われている理由はいくつかあり、その一つがフロントフォグランプ。

上の画像にもある通り、ハニカム形状のライトを6個設けることで、更にハニカム形状のレイアウトにしているところに、スバルらしい一貫性とオシャレさが兼ね備えられています。

あとは牽引フック用のアンカーポイントをオレンジのアクセントにするところも、ウィルダネスならではであり、スバル独特の感性があってこそ。

ルーフレールも見ていくと、さりげなくオレンジのアクセントが入っているのが確認できますね。

ちなみにこのルーフレール、ただ単純にオシャレにしているだけでなく、ラダータイプなので静止耐荷重は317kgと中々の高性能。

サイドロッカーパネルにもオレンジの”OUTBACK”ロゴが入っていますが、もし日本市場向けが導入されれば、このロゴもOUTBACKのままかもしれません。

足もとを見てい特と、ウィルダネスに装着されるのは17インチのマットブラックアルミホイールに、YOKOHAMA製ジオランダーオールテレーンタイヤを装着。

パワートレインは、排気量2.4L 水平対向4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力260hpを発揮、トランスミッションはリニアトロニックCVTのみ、駆動方式はトルクベクタリング4WDのみを標準装備します。

内装もエクステリアとの共通性を持たせてオレンジのアクセントを追加

内装もシンプルながらにメタリックオレンジのアクセントが良い味を出していますね。

センターインパネディスプレイも11.6インチのタブレットタイプで、オフロードモデルでありながらも先進性は忘れません。

センターシフトもオレンジのオーナメントパネル付きですが、シフトブーツもオレンジのカラードステッチを縫合しています。

最後に、北米市場向け新型アウトバック・ウィルダネスの価格帯は約400万円(36,995ドル)となっていますが、日本市場にて販売されるとなれば、アイサイトXなども含めると450万~500万円ぐらいになるものと予想されます。

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Reference:自動車評論家 国沢光宏