遂に公道を走った!日産の新型フェアレディZの開発車両2台がスパイショットされる!以前完全リークされたシルバーとガンメタのようだ【動画有】
やっぱり新型フェアレディZは公道を走るとイメージが大きく変わってくる
2021年8月18日の午前9時に世界初公開された、日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, Z34/370Z)ですが、遂にこのモデルがアメリカ・コロラド州の公道にてテスト走行しているところをスパイショット!
これまでには、ボディ全体にカモフラージュラッピングにて分厚く偽装された開発車両が何度かスパイショットされてきましたが、偽装が完全に剥がれて、しかも2台でランデブー走行する新型フェアレディZの開発車両は全くの初めて。
かなり貴重ともいえる動画だと思いますが、やはり走行している姿を見てみると、リヤビューはZ32/フロントは初代S30をモチーフにしたデザインであることが明確にわかり、本当に「最後のZ」と思わせるような不思議な一台に仕上げられています。
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まずはブリリアントシルバー×ブラックルーフの新型フェアレディZを見ていこう
こちらが今回、アメリカ・コロラド州にてスパイショットされた新型フェアレディZ(Thanks! Mr.Jesse Scheel)。
ボディカラーはおそらく、ブリリアントシルバー×ブラックルーフの2トーンカラーだと思われますが、過去にアリゾナのテストサーキット保管倉庫にあったものがリークされた車両と同じ。
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遠目からでもわかるリヤテールランプデザインですが、水平基調でZ32を想起させるようなレトロ感を持たせつつ、外付けタイプと思われるトランクスポイラーも初代フェアレディZをイメージ。
ブラックアクセントは、トップルーフからリヤハッチガラス周りまで面積が広がり、遠目から見ても2トーンカラーと一目でわかるほど。
こちらはリヤフェンダー周り。
北米市場向けを意味するサイドマーカーがあり、”Z”のエンブレムバッジは隠されていますが、Z33/Z34由来となる特徴的なボディスタイルは新型フェアレディZそのもの。
ドアサイドパネルにおいても、Z34のようにメタリックのアクセントを追加せず、ボディカラー同色にまとめることでフラッシュマウント風にまとめられ、レトロな見た目のなかに先進的な要素を取り入れたかのように見せるところもグッド。
フロントマスクもキャッチ!レッドのブレーキキャリパーとの相性も良さそうだ
こちらはフロントマスクの一部。
ブリリアントシルバーといえど、見る角度によってはちょっとホワイトっぽく見えるところもユニーク。
そして足元にはブラックの19インチアルミホイールが装着され、ブレーキキャリパーはレッドにペイント。
おそらくグレードとしては上位タイプのPerformanceだと考えられますが、エントリーグレードのSportと走りの面でどの程度異なってくるのかも気になるところです。
なお参考までに、こちらがリークされたブリリアントシルバー×ブラックルーフの個体の内装。
既にプレスリリースでも明らかになったブルーのインテリアが採用され、センターシフトにはパドルシフト付9速AT、その手前には手引き式のハンドブレーキが採用されています。
基本的にはZ34と同じFRプラットフォームなので、電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドなどは採用されていません(FRスポーツクーペであれば手引き式で十分かも…)。
もう一方のガンメタ系(ダークグレー)の開発車両は更に印象が異なる?気になる続きは以下の次のページにてチェック!