フルモデルチェンジ版・スバル新型WRXのグレーがかなりイケてる!テストドライバーによるテスト走行では過激なドリフトシーンも【動画有】

引続きスバル新型WRXのインプレッション内容をチェックしていこう

スバル新型WRXのフロントフードをオープンにするとこんな感じ。

先代同様にダンパー式を採用しているところはグッドポイント。

パワートレインは、排気量2.4L 水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、最高出力274ps/最大トルク350Nmを発揮。

トランスミッションは6速MT/スバルパフォーマンストランスミッション(Subaru Performance Transmission)CVTの何れかから選択が可能ですが、今回インプレッションしている個体はSPT CVTとのこと。

ちなみに、SPT CVTはDレンジでの走行中もドライバーの加減速操作に応じて変速をレスポンス良く行うスポーツ変速制御を採用し、四輪駆動(AWD)ならではの安定性とスポーティな回頭性を両立するVTD(Variable Torque Distribution)を組み合わせることで、オフロード/オンロードでのパフォーマンスを最大限に高めることができるとのこと。

2.4リッターターボは、新型レヴォーグSTI Sportにも採用予定

そして2.4リッターターボエンジンについては、既に北米市場向けとして販売されているアセント/アウトバック(ウィルダネス)にも搭載され、更に2021年末に発表予定となっている新型レヴォーグSTI Sportにも追加グレードとして導入されます。


新型WRXのインテリアもチェックしていこう

インテリアはこんな感じ。

ステアリング調整は手動タイプですが、チルト&テレスコピック機能はもちろん搭載。

4ドアスポーツセダンではありながらも、車内はそこまでタイトではなくシートホールド性は高そうですが、そこまで窮屈な感じではなさそうですね。

そしてセンターシフト手前に設けられた横2列のドリンクホルダーを見てみると、500mLペットボトルの容器がかなり低い位置にあるため、センターシフトでの操作を行っても肘がペットボトルに当たらないのは嬉しい所。

日本仕様はアイサイトXが装備される模様

こちらは標準装備の11.6インチタブレット型ディスプレイ。

ディスプレイ画面にも表示されている通り、CVTのみ設定されるアイサイト(EyeSight)の設定項目もありますが、日本仕様向けになると、どうやらCVTのみアイサイトX(Eyesight X)の設定があるそうで、運転席のメーター類も12.3インチのフルデジタル液晶へとアップグレードするそうです。

ただ新型WRXのCVTモデルになると、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド(オートビークルホールド)が標準装備されるものの、スバルの場合はオートブレーキホールドが物理スイッチではなく、ナビゲーションディスプレイでの設定になってしまうため、すぐに設定できないのが非常に残念。

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ハーマンカードンスピーカーも!但し抱き合わせオプションの可能性も高そうだ・・・

そして新型レガシィアウトバック(New Legacy Outback)でもメーカーオプションとして採用されているハーマンカードンスピーカー。

おそらく日本市場向けだとメーカーオプション扱いになるとは思いますが、ハーマンカードンスピーカー単体でのメーカーオプション設定は不可だと思われ、他のオプションとの抱き合わせになると予想されます(以下の新型レガシィアウトバックの見積もり記事でも、ハーマンカードンスピーカーは単体で設定できないことは確認済み)。

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いざ新型WRXを試乗!まさかのドリフト全開?!

そしてここからはいよいよ試乗インプレッション。

今回はテストドライバーによるテスト走行がメインとなっていますが、なぜか過激なドリフト走行を実施。

前回の新型BRZでもそうでしたが、北米市場向けのスバルの新型車は、ナゼかドリフトを強くアピールする傾向にあり、「安定性だけでなく旋回性やコーナリング性能の高さ」も改めて伝えいきたい想いがあるのかもしれません。

【2022 Subaru WRX and WRX GT World Premiere First Look】

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