トヨタMR-Sをベースに限定100台のみ販売されたVM180ザガートが競売に出品へ!更に豪州では日産GT-R R35に続きアウディR8も販売終了へ

2021-09-28

まさかオーストラリア市場向けのアウディR8までも販売終了するとは…

続いてつい先日、オーストラリア市場にて日産の2ドアスーパースポーツGT-R R35が2021年10月31日をもって正式に販売終了することを明らかにしたばかりですが、これに引き続き、今度はアウディのスーパースポーツモデルR8も販売終了することが明らかとなりました。

販売終了となる理由は、GT-R R35同様に2021年11月1日よりオーストラリアにて施行される側面衝突衝突試験規則(ADR 85)の条件をクリアできないために、強制的に販売終了となります。

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とは言いながらも、元々R8の販売数量は少なく、2007年から2021年9月まで僅か681台しか販売されておらず、2019年は12台、2020年は17台、2021年は1月~9月までで29台しか販売されていないため、既にオーストラリアには在庫分しか販売していないとの情報も。

一方でR8のコンポーネントを共有するランボルギーニ・ウラカン(Lamborghini Huracan)に関しては、側面衝突衝突試験規則(ADR 85)の条件をクリアしていることから販売が継続されるとのことです。


レクサスの旧プラットフォーム搭載モデルも続々と販売終了へ

ちなみにこの情報は、既に2021年7月時点で明らかになっていて、販売終了の筆頭となったのがレクサスCT/IS/RCの3車種。

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これらのモデルも旧世代プラットフォームを使用していることから安全基準をクリアすることができず販売終了の対象になっていますが、今後販売予定の次世代TNGAプラットフォームを採用する次期NX/LXはクリアしているとのこと。

またレクサス幹部のスコット・トンプソン氏によれば「この変革期の一環として、オーストラリアすべてのグローバル市場の前に施行される規制の変更により、11月からIS/RC/CTに別れを告げる必要がある」と語った上で、既存モデル3車種を撤退する一方、新たに4車種の新型車を導入する考えを示していますが、この4車種の詳細については明らかにしていません。

このうちのは3車種は新型NX/LX/RXだと思われるものの、残りの1車種については謎のまま。

レクサスオーストラリアは、2020年末にビッグマイナーチェンジ版・新型ISを販売したばかりですが、日本市場のように年次改良や別の特別仕様車を導入することなく販売終了となるため、その分現行ISの存在価値は相当に高いものになるかもしれませんね。

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Reference:motor1.com, caradvice