(中国)東風日産・新型シルフィe-POWERの公式画像が続々公開!なお中国では「シルフィe-POWER」ではなく「e-POWERシルフィ」になるようだ

サブブランド化が目的?敢えてe-POWERを先に持ってきたのには理由がある?

さてさて、2021年9月29日より開催の中国・天津オートショー2021にて世界初公開された中国・東風日産のフルモデルチェンジ版・新型シルフィe-POWER(Nissan New Sylphy e-POWER)ですが、日産公式プレスリリースでも続々と公式画像が公開されています。

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ちなみに東風日産では、新型「シルフィe-POWER」ではなく「e-POWERシルフィ」という名称になるそうで、なぜ車名ではなく”e-POWER”が先行したの?という理由については不明なまま。

ただ、東風日産の総経理である山口武 氏によれば「日産の電動化ビジョンと中国が目指すカーボンニュートラルの実現に向け、今後さらに同市場へ最先端技術を投入していく決意と覚悟を表している。e-POWERは、電動化の時代に高品質のモビリティを求める中国のお客さまに、全く新しい運転体験を提供する」と語っていることから、敢えて日産の強みでもあるe-POWERを強調したかったのかもしれないですし、e-POWERをサブブランド化することも視野に入れているのかもしれません(それか日本市場ではシルフィe-POWERとして販売するための伏線?)。


新型e-POWERシルフィの公式画像をチェックしていこう

それでは早速、日産公式が公開した新型e-POWERシルフィのエクステリアデザインをチェックしていきましょう。

ボディカラーは、天津オートショー2021でも公開されたレッド×ブラックルーフの2トーンカラー。

おそらくは日本市場向けとして販売されている新型ノートオーラ(New Note Aura)と同じガーネットレッド×スーパーブラックルーフだと思われるものの、もしかしたら中国市場ではe-POWERシルフィが新型ノートオーラ的な立ち位置になるのかも?

っとなると、東風日産が考える新型e-POWERシルフィの立ち位置は、大衆車向けのコンパクトセダンというよりかは、高級感をもたらすプレミアムコンパクトセダンということも考えられそう。

プレミアムコンパクトセダンを更に匂わせる上質な内装

実際にプレミアムコンパクトセダンを匂わせるのが、この高級感たっぷりの内装。

何とシートは新型エクストレイルの上級グレードと同じ本革シートにダブルダイヤモンド形状のエンボス加工を施すほど。

そしてセンターインパネに設けられたディスプレイは、ガソリンタイプのシルフィのように9インチではなく12.3インチのワイドディスプレイを搭載する辺り、日本市場でいうところの5ナンバーコンパクト仕様の新型ノートe-POWERと、3ナンバープレミアムコンパクト仕様の新型ノートオーラという立ち位置のようにも見えたり。

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なお参考までに、新型e-POWERシルフィでは排気量1.2L 直列3気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたe-POWERシステムで、システム総出力136hp/最大トルク300Nmを発揮するとのことで、スペックもノートオーラとほぼ同じ。

燃費については、東風日産公式によればMIIT基準で25.6km/Lにまで到達するそうです。

そして天津オートショー2021での展示車では確認できませんでしたが、上の画像でも確認できる通り、しっかりとサンルーフが装備されているのが確認できます。

日産の本気度が伝わってくる洗練されたフロントマスク

そしてこちらが、真正面から見た新型e-POWERシルフィ。

フロントノーズを延伸した伸びやかなボディに加え、洗練且つVモーショングリルも上手く集約させたスポーティなフロントマスクを見る限り、改めて日産の本気が感じられるデザイン。

もちろんフロントエンドの”NISSAN”エンブレムは新生デザインで、先述にもある通り「電動化ヴィジョンと最先端技術を投入していく決意と覚悟」を表現した一台であることが伝わってくるほど。

ヘッドライトの点灯時はこんな感じ。

シームレスで丸みを付けないLEDデイライトに加え、3つのセクションが設けられたLEDヘッドライトの作りも非常に緻密。

足もとのアルミホイールデザインはこんな感じ。

遠目だと少し分かりづらかったですが、切削光輝とダークメタルグレーのデュアルトーンに仕上げられているんですね。

新型e-POWERシルフィのメーカーオプションはかなり充実している?ブロンズカラーにペイントされた新型e-POWERシルフィの公式画像も!気になる続きは以下の次のページにてチェック!