えっ、そうなの?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア/ヴォクシーの先行仮予約が2021年10月上旬からスタートしている販売店も。現行80系の早期的な受注ストップが原因か?
新型ノア/ヴォクシーのグレード検討、メーカーオプションなども
意外にも新型ノアのエアロボディを検討している人が多いようだ

引続きトヨタ新型ノア/ヴォクシーの内容をチェックしていきましょう。
まだ公式デザインなどは明確になっていませんが、既に先行仮予約を進めている人の多くがノアのエアロボディを選択しているようですね。
パワートレインはやはり、排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジンに第五世代ハイブリッドシステムを組み合わせたHEVモデルで、ラグジュアリー性を高めた上位グレードS-Zがほとんど。
さすがに新型ノア/ヴォクシーでは、アクア(New Aqua)/カローラクロス(New Corolla Cross)のように中間グレードの生産時期を遅らせて、強引に上位グレードへと誘導するようなことは無いとのことですが、初期モデルを検討する方の多くが、装備内容且つ新機能が充実している上位グレードを選択する傾向にあるため、おそらく新型ノア/ヴォクシーもその流れになることが予想されます。
今回の新型ノア/ヴォクシーはオプションで色々と悩みそうだ

私も新型ノア/ヴォクシーを検討していますが、今回のモデルではBi-Beam LEDヘッドライト+LEDデイタイムランニングライト+アダプティブハイビームシステム[AHB]といったLEDライト関係のメーカーオプションが準備されているのが、ノーマルボディの上級グレードZと、エアロボディの上級グレードS-Zのみなので、フルLEDを望む場合は必然的に上位グレードを選択することになりそうです。
あとはシート表皮をメーカーオプションにて選択できないという点ですが、基本的に上位グレードZ/S-Zのみファブリック+合成皮革のコンビタイプで、上位グレード以外はフルファブリックシートのみ。
新型ノア/ヴォクシーは装備内容を少なくして車両本体価格を安く見せる手法をとる可能性も?
シートヒーターについては、快適パッケージ[MID or HI]を選択すれば装備可能ですが、上位グレードでもシートヒーターが装備されないのはちょっと意外で、おそらくは快適装備系を極力少なくすることで車両本体価格を下げる戦略なのだと予想されます(日産の新型ノートe-POWERもその手法を採用していた)。
前回のブログでもご紹介しましたが、カーメディアの情報では、新型ノア/ヴォクシーのハイブリッドモデルの予想価格が以下の通りとなっていたため、オプション内容次第では余裕で乗り出し450万円~500万円ぐらいになりそう。
◇新型ノア(ノーマルボディ)・・・310万円~370万円
◇新型ノア(エアロボディ)・・・335万円~380万円
◇新型ヴォクシー(エアロボディ)・・・335万円~380万円
予想される乗り出し価格だけを見るとアルファードに匹敵するレベル
正直ここまでの価格帯になると、余裕で現行アルファード(ALPHARD)/ヴェルファイア(VELLFIRE)が購入できる価格帯ですし、おそらく次期40系アルファードも更なる値上げで乗り出し価格500万円~600万円が当たり前になるかもしれませんね。
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これは参考までにですが、国内カーメディアの情報によると、新型40系アルファードのパワートレインは、ハイブリッド/ガソリンモデルともに排気量2.5L A25A型の直列4気筒ダイナミックフォースエンジンが搭載され、熱効率が改善されるだけでなく、トランスミッションもダイレクトCVTにアップグレードすることで、低回転でも高速域を維持できる低燃費志向へと切り替わる予定とのこと。
そしてガソリンモデルの最上位グレードと云われるV6エンジンからのダウンサイジングターボモデルとして、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型NX350にも搭載される排気量2.4L T24A型の直列4気筒ターボチャージャーエンジンが搭載される予定とのことですが、スポーツ志向を求めるターボエンジンが搭載される?というのはちょっと疑問もあり、これについては下記の関連記事でもご紹介の通り。
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— ベストカー (@bestcarmagazine) August 26, 2021