えっ、これ全部レプリカなの…?「スズキ・アルトベースのランボルギーニ・カウンタック」「スズキ・スイフトベースのブガッティ・ヴェイロン」等
引続きユニークなレプリカモデル達を見ていこう
③:パガーニ・ゾンダ(ベースは廃車になったアウディTT)
続いては、おそらくこれまでほとんど登場してこなかったパガーニ・ゾンダ(Pagani Zonda)のレプリカモデル。
過去にインターネットオークションサイトeBayにて出品された一台で、最終落札価格は7,100ポンド(日本円換算して約110万円)と中々の安さ。
ベースモデルは廃車になったアウディTTとのことで、19インチアルミホイールやパワーミラー、HDリヤビューカメラなども上手く流用。
エンジンはアウディ製V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力はECUマッピングにより500hp付近を発揮、トランスミッションは5速ATを搭載します。
ちなみにこのモデル、ボディサイズはゾンダC12とほぼ同じで、ボディカラーはホログラフィックメタルフレークを含めたブラックとブルーにてペイント。
車体重量は900kgと超軽量で、0-100km/hの加速時間は2.9秒とレプリカモデルとは思えぬほどのスペックを持つようです。
④:ランボルギーニ・カウンタック(ベースはスズキ・アルト等)
続いては、インド・ムンバイのアフターパーツメーカーがオリジナルにて製作したランボルギーニ・カウンタック(Lamborghini Coutach)のレプリカモデルを見ていきましょう。
カウンタックの大きな特徴でもあるリトラクタブルヘッドライトは採用されていませんが、カクカクした特徴的なボディパネルは上手く再現され、パッと見カウンタックっぽいエクステリアに上手く仕上げられています。
ちなみにベースとなっているモデルは、インド市場にて販売されているタタ・ナノ(Tata Motors Nano)やマルチスズキ・アルト(Maruti Suzuki Alto)、マヒンドラ・ボレロ(Mahindra Bolero)と様々。
「えっ、スズキ・アルトのパーツがベースになっているの?」という驚きもありますが、具体的にどういったところに使用されているかは不明で、もしかすると見た目だけがカウンタックで、中身やエンジンは先述の3車種を上手く流用しているのかもしれませんね。
⑤:ブガッティ・ヴェイロン(ベースはスズキ・スイフト)
続いてはブガッティ・ヴェイロン(Bugatti Veyron)のレプリカモデルを見ていきましょう。
2ドアスポーツクーペ風のスタイルではあるものの、筋肉質というよりもちょっと小太りと言いますか…ハッチバックやクロスオーバーを足して2で割ったようなスタイリングですが、どうやらベースはスズキ・スイフト(Suzuki Swift)とのこと。
なおボディパネルはグラスファイバーを採用しているとのことで、コストは徹底的に抑えつつ、リヤテールランプや疑似的なリヤウィングなど、ヴェイロンの特徴は上手く捉えていると思います。
エンジンは、インド市場向けとして販売されているスイフトのエンジンをそのまま流用しているとのこと。