【国産乗用車&軽自動車編】2021年11月の登録車新車販売台数ランキング!N-BOXが意地を見せつけ1位に返り咲き!乗用車では遂にヤリスが首位陥落でカローラシリーズが1位に!

2021年10月度の首位陥落は生産調整の兼ね合いが影響していたのかもしれない

一般社団法人全国軽自動車協会連合会より毎月発表される各月登録新車販売台数ランキング。

今回は2021年11月度の軽自動車・新車販売台数ランキングをお届けしたいと思いますが、前月度のランキングにおいては、22か月連続トップだったホンダN-BOX/N-BOX Customが首位陥落の大波乱でした。

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おそらくは2021年12月16日の年次改良に伴い、2021年モデルの受注ストップに加え、昨今の諸事情による部品供給不足(主にハーネス)や、半導体の供給不足が影響して納車が遅れるといったケースが多かったのですが、2021年11月より生産環境が9割まで回復し、12月には正常稼働になるとのことで、その勢いが今回の11月度のランキングに影響したのだと考えられます。

その結果、2021年11月度の新車軽自動車販売ランキングでは見事1位に返り咲きとなっています。

この他、前月度1位だったスズキ・ワゴンR/ワゴンRスマイルや、スズキ・スペーシアなど、2021年11月度の軽自動車・新車販売台数ランキングをチェックしていきましょう。


2021年11月度の新車販売台数ランキングを見ていこう

2021年11月度の(軽自動車)新車販売台数ランキングは以下の通り。

【2021年11月の登録新車販売台数ベスト15】

  1. ホンダ・N-BOX:15,482台(前月7,442台)
  2. ダイハツ・タント:10,822台(前月4,771台)
  3. スズキ・スペーシア:10,790台(前月6,319台)
  4. 日産・ルークス:7,413台(前月8,696台)
  5. スズキ・ワゴンR:7,267台(前月8,808台)
  6. ダイハツ・ムーヴ:5,979台(前月3,336台)
  7. ダイハツ・タフト:5,613台(前月4,926台)
  8. ダイハツ・ミラ:5,396台(前月4,520台)
  9. スズキ・ハスラー:4,812台(前月5,416台)
  10. スズキ・ジムニー:4,652台(前月1,994台)
  11. スズキ・アルト:4,160台(前月3,890台)
  12. 日産・デイズ:3,868台(前月5,035台)
  13. ホンダ・N-WGN:3,599台(前月4,396台)
  14. 三菱・eK:1,906台(前月2,511台)
  15. ダイハツ・キャスト:1,738台(前月1,077台)

2021年11月度のランキングは上の通りとなります。

上位3台は、定番の後席スライドドアを採用するモデルで、何れも1万台を超えるほどですが、やはりN-BOXの1.5万台超えは驚異的。

そして気になるスズキ・ワゴンRシリーズは、少し勢いを落として5位降格となりましたが、その一方で大幅にランキング/販売台数を伸ばしたのがスズキ・ジムニー(Suzuki Jimny)。

2022年モデルとsて年次改良したことに加え、生産性を強化したことも影響し、2018年のフルモデルチェンジ直後の目標月産1,000台を大幅に上回る4,000台超えで、今後も更に販売台数を伸ばしてくるかもしれませんね。

2021年12月はホンダN-BOXが年次改良で商品力大幅アップ!

2021年モデルの受注ストップの関係もあり、2021年10月度のランキングでは大幅ダウンとなったホンダN-BOXですが、2021年12月16日には一部改良版とした新型が発表・発売され、更に全グレードにおいて電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが標準装備され、特別仕様車STYLE+ BLACKがラインナップされます。

これによって更に販売台数を伸ばすことになると思われますが、もしかするとこれが最後の年次改良となり、2022年以降にはフルモデルチェンジ版が登場するかもしれませんね。

年次改良版の新型N-BOXに関するグレード別価格帯や装備内容、メーカーオプション、見積もり関係は、以下の関連記事にて全てまとめていますので、検討されている方は参考にしていただけますと幸いです。

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N-BOXに続き2021年12月24日に発売されるのが、スズキ新型スペーシアシリーズ

そしてこちらも忘れてはいけないのが、2021年12月3日に発表/同月24日に発売されるスズキのビッグマイナーチェンジ版・新型スペーシア(Suzuki New Spacia)/新型スペーシアカスタム(New Spacia Custom)/新型スペーシアギア(New Spacia Gear)/特別仕様車スペーシアギア・マイスタイル(New Spacia Gear MY STYLE)。

残念ながら電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドは標準装備されず、引き続き足踏み式パーキングブレーキの採用となりますが、その代わりとして、ようやくスズキでもSUZUKI CONNECTがメーカーオプションにて準備され、商品力も向上。

2022年1月/2月の新車販売ランキングでどのような大変動が待っているのか、とても楽しみです。

乗用車ランキングでは1位常連の新型ヤリスシリーズが遂に陥落の大波乱!やはり新型カローラクロスは強かった…気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!