そういえばこの話はどこに?スズキ・ジムニー対抗と期待されたダイハツ新型ラガー…約40年ぶりの車名復活&噂では2021年12月と云われ3年近くが経過したが…

(続き)ダイハツ新型ラガーは、ラダーフレーム構造ではなくDNGAが採用される?

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本当にダイハツ新型ラガーが発売されるかはさておき…

一部カーメディアが報じている内容を参考にさせていただくと、どうやら新型ラガーは、同社の新世代プラットフォームとなるDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を採用するとのことで、駆動方式も前輪駆動(FF)をベースにしつつ、四輪駆動(4WD)もラインナップしているとのこと。

ただ、競合モデルとしてスズキ・ジムニーをピックアップするということであれば、あのクロカンモデルらしい走破性の高いラダーフレーム構造を採用してこそ、初めて同じ土俵に立てるのではないかと考えているため、ラガーが本当にジムニーの競合となるべきなのか?というところは疑問に残るところ。

個人的にはスズキ・ハスラー(Suzuki Hustler)あたりが最も妥当なところだと予想するものの、この点はダイハツやカーメディアが”そのように”考える理由があるのかもしれませんね。


ジムニーやラガーといった武骨なクロカン系はまだまだ人気

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ちなみにボディサイズとしては、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,700mmと軽規格ギリギリで、パワートレインも軽規格に準じて排気量660cc 直列3気筒自然吸気エンジンを搭載するとのことですが、走破性を重要視するのであれば、おそらくターボモデルも追加設定されるものと予想。

そしてボディスタイルとしては、先代ラガーをイメージさせるようなカクカクしたクロカンスタイルですが、大きく異なるポイントとしては後席用ドアが設けられていて、リヤクォーターピラーにドアハンドルが設けられていることから、ホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)/トヨタC-HR的な要素も。

このご時世、環境法規制や排ガス規制などでハイブリッドモデルやピュアEVモデルが主流になりつつありますが、まだまだこういったクロカン系の需要は多いと思いますし、いつ発売されるかはわからないものの、新型ラガーの市販化には期待したいところです。

1ページ目:大規模不正問題で足もとがバタついているダイハツの現状を考えると、新型ラガーが2024年以降に登場する可能性は極めて低い?

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